TOEICの勉強法! TOEICスコア900、英検1級、英語講師歴16年の管理人がお伝えする最良のTOEIC勉強法を紹介!

TOEICの勉強法!500点は目標?通過点?

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総得点990点と言う長時間、問題多数の試験であるTOEIC試験。この試験を受験する上で、500点と言うスコアが目標となるのか、通過点となるのか、その疑問にこの記事でお答えいたします。まだ受験されていない方や、初受験が迫っている方はご覧ください!

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引用:http://www.tig-convention.com/checkpoint/

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はじめに:500点とはどれくらいの基準なのか

TOEIC試験における500点とは、いったいどれくらいの客観的指標を示しているのか、皆さんは考えたことがあるでしょうか。

単純計算してみると、全体が990点ですから、割合で示すと50%。半分の正答率で到達できるスコアとなります。試験全体のパートは7つありますから、そのパートのそれぞれで半分以上を獲得すると言う形です。

TOEIC試験の問題構成はできるだけ広範な英文法や会話形式に対応した試験の内容になっていますが、その試験の中で半分と言うことは、完璧でなくてもよいということです。高校までの英語学習を普通に終えた人であれば、ちょっと勉強すればすぐ到達できるレベルです。

様々な参考書や問題集の表題を見てみますと、基本的にTOEICの「このスコアを目指そう!」と言う文言の後に続くスコア圏は、600点以上であることがほとんどです。500点と言う目標を示している参考書はあまりありません。

ところで、TOEICの公式サイトにおける500点の基準はどのように表記されているのでしょうか。

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引用:http://square.toeic.or.jp/program/about/levelup/step3.html

公式サイトの表記には、明確に500点の基準は出ておりません。しかしながら、「会話レベル」と言うことで、470点の基準が示されています。片言でもいいから海外旅行で話せるようなレベルの実力があること、決まり文句を出せるような水準であること。言い換えれば英語の実力としては「とりあえず英会話が多少はできます」と言うレベルであることが仄めかされていると言えるでしょう。

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500点で満足してよいのか

TOEIC試験における500点と言うのは、以上のように、入門者が獲得する試験の得点としては極めて普通な目標と言うことができます。

しかし、この500点を満足すべき基準としてとらえていいものでしょうか。

初受験をする受験生にとって、500点を目標にすることは全く問題ありません。何故なら、実力の差はあれ、500点を超えることができると言うのは初受験にしてみれば上出来の部類に入ると言うことが言えるからです。

有名国立大学、私立大学の学生さんのように、英語である程度の実力があることがあらかじめ証明されているような人達であれば、TOEICであれどのような英語資格試験であれ、最初から730点以上と言う「英語上級者」のハードルを越えるべきことが期待されます。

しかし、皆さんが高校卒業で一度英語学習を中断していたり、大学や専門学校などで法学部や国語系学部など、(それでも海外文献に触れることはありますが)日本語の学習をメインとした学部に入学して英語に触れる機会が著しく減少していたりする場合には、そこまでの結果は要求されていないものと考えてよいでしょう。恐らくは500点を獲得するだけでもなかなかの荒行ですし、ある程度まとまった勉強する必要があると思ってよいでしょう。

しかしながら、その500点で満足してよいのかどうか、と言う点に話を移すとすれば、答えは変わってきます。

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引用:http://www.adoc.co.jp/osp_blog/survey-methods-of-customer-satisfaction/

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英語教育の点から考えると500点は通過点

ここでは、英語を学習するという目線から見て、少し辛口な目線で話を進めていきます。

英語を学ぶと言う点から見てみると、TOEICの500点とは、はっきり言ってまるっきり「役に立たない英語学習レベル」と言うことができます。

これは、英検と言うもう一つの客観的な基準を引き合いに出してみればわかることです。TOEICにおける500点は、英検に照合してみると英検準2級程度と言えます。これは、日本の水準で言えば高校生中程度のランクであり、義務教育を終えてある程度の発展的英語学習を終えた人であれば誰でも到達できる程度の代物です。

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引用:http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2015/03/25/1356121_02.pdf

言い換えると、500点は高校生でも簡単に取れる程度の基準です。すなわち、大学以上、社会人になっている人であれば当然クリアしているべき水準が500点なのです。これを聞いて、皆さんはどう思うでしょうか?

モチベーションの差は個人によって違うでしょうが、これから先発展的に英語学習をしていこうと考えるのであれば、TOEICの500点と言うのは、それ以上の得点を狙うための通過点に過ぎません。

また、実際のコミュニケーションに役立つかどうかと言う点からこの500点と言う点数を考えてみましょう。筆者の知り合いの女性に「割と英語が好き」で、TOEICを受験して500点台を獲得した女性がいましたが、実際に英語コミュニケーションをネイティブと行えるかと言う点では、ほとんどフィーリングで会話を成立させている形であり、ネイティブ、あるいは英語をしっかりと学習した非英語圏の人間との会話では、相手側がその人に合わせ、わかりやすい英単語を選んで話しかける、と言う状態だったのです。

筆者はその場面を見ながら、その人に少しだけがっかりしました。幾ら口で英語が好きだとか言ったり、洋楽の歌詞をそれっぽくカラオケで歌ってみたりしても、最終的には全く英語を実用的に使える能力ではなかったのです。

500点と言う得点の実力がそこに現れている、と感じた最も身近なエピソードでした。それから、筆者の記憶にはTOEIC500点「しか」取れない人は大して英語ができないと言う厳しい現実認識が刻まれたのです。

最終的にどうしたいのか、を考える

500点という点数を読者の皆様が考える際には、TOEIC試験を使ってどのような結果を求めたいのか、と言う問題意識を持った方がよいと考えます。

例えば前述した筆者の知り合いのように、「英語が好き」と言う外面は持っているものの、結局実力は伴っていないという500点レベルでも大丈夫、と考えられるのであれば、その人にとってはこの点数が目標となりますから、敢えて何をかいわんや、基礎項目を中心に英語学習をしていただいてTOEICを受験していただき、500点を獲得してそれで終了となります。

しかし、もし受験されるあなたが、履歴書にTOEICの点数を記載したいと考えている場合はどうでしょうか。

TOEICは既に広く日本の社会や企業に認知されており、英語教師でも730点以上獲得していなければ…と言われるほど、教育分野に食い込んでいる試験でもあります。

履歴書に記入されるTOEICの点数を面接官が見る場合、必ず参考にすると考えられるのがTOEIC公式試験サイトの基準です。そこには、それぞれの点数ごとにどれくらいできるのか、と言う厳正な基準が記されています。例えばあなたがある程度英語が得意だと言う自負があったとしても、TOEIC500点しか獲得できなかったのだとすれば、それは「この人は500点しか取れていない=高校程度の実力しかない」と見くびられてしまうのです。

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引用:http://www.irasutoya.com/2013/05/blog-post_756.html

英語を話せるようになりたいと思うのであればなおさら、そうでなかったとしても英語で海外の企業との案件に加われるようになりたい、もっとキャリアアップを目指したいと考えられるのであれば、TOEIC500点は単なる通過点に過ぎません。

むしろ、730を得るための中継点、自分の実力が高校以上であるのかどうかを確かめる上での里程標としての位置づけでしかありません。

そして、残酷なようですが、730点よりも下のTOEICの点数と言うのは、どれだけ獲得しても、「英語ができる人」と言う基準を示すものではないのです。

社会人の履歴書に書けて評価の基準となる英検は2級以上だと言うのが一般的な認識ですが、英検2級のTOEIC試験換算値は少なく見積もって600点以上です。500点では全く足りないのです。

おわりに

TOEICでの500点は、広い目で見てみれば通過点として位置付けるべきで、目標とするのには価値が低い、ということをこの記事では述べてまいりました。もし更なるキャリアアップを考えるのであれば、500点など霞むような、700点以上を獲得することをお勧めいたします!

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