TOEICの勉強法! TOEICスコア900、英検1級、英語講師歴16年の管理人がお伝えする最良のTOEIC勉強法を紹介!

TOEICの勉強法!中級者のためのパート別対策 Part4編

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TOEICでは初級から中級の架け橋とも言える400点から600点前後の皆様。この皆様が受験する上で、各Partどのように学習をしていけばいいのか、その注意点はどこにあるのか、などをこの記事では書いていきます。今回はPart4対策です!

 

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はじめに:リスニング最後の難関、Part4

TOEIC公式試験におけるPart4は、公式HPの文言を引用すると、「説明文問題 30問 アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。」というものです。

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引用:

https://d2jpzphjpce52c.cloudfront.net/system/production/image/image/000/057/265/57265/wysiwyg_f5513d720adf9530fa37.jpg

 

このPart4、リスニング音声は設問ごと25秒から40秒の範囲読み上げられます。会話形式ではないのでPart3のように切り返し方、疑問詞についてどのように答えられているのか、ということを気にする必要はありません。その代わり、読み上げられる内容をしっかりフォローしていく必要があります。

英語を句ごとに細かく区切りながらそのまま情報を頭の中にストックしていくと言う作業はもちろんのこと、その情報のイメージを結びつけながら、音声テキストの内容をできるだけ正確に把握していきましょう。

テキストの内容は、何かしらの要件を伝えるために読み上げられます。その要件について詳細や条件などが伝えられ、その後にどのようにして欲しい、と言う要求や、このような手段が取れる、と言った新しい提案が為される形です。

問題の種類を見てみますと、留守番電話に残されたメッセージ、ミーティングでの上司からの連絡事項、会議での注意事項、プレゼンテーション、予約の調整などになります。

この性質を踏まえ、一つのアナウンスや説明にどういったテーマがあり、話者は何を言いたいのかを、聞き取ってください。。

それでは、以下、サンプル問題を参照しながら、どのように問題を解いていけばよいのかを見ていきます。

 

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聞き取る:重要な情報を逃さない

さて、実際に公式サンプル問題のNo.80-82、タイムテーブル付きリスニング問題を取り上げ、どのように解いていけばいいのかを再現してみます。音声は筆者が聞き取っておきますので、実際に音声を流せるひとは流しながら確認してみてください。

引用:http://www.toeic.or.jp/toeic/about/tests/sample06.html

We are happy to see you on the seminar this afternoon. We have a lot of useful information to cover. But before we start, a few administrative details. There will be one brake, half way through the afternoon. You can leave your lap tops here if you leave the room. There will always be someone in here. But do keep your money, and phones, or uh, other small electronic devices with you. Don’t leave them up the tables. And please note there is an error in your printed program. There will be a change, a switch, in times for the last two presenters. Ms.Ohta has to leave a little early today.

 

いかがでしょうか。問題文を分析すると、このようになります。

「今日の昼のセミナー→始める前に少し流れを説明→休憩が一回ある→ノートパソコンは部屋において一時退出してよい→貴重品は携行→プログラムにミス有り→最後の二人に変更と入れ替え→Ohtaさんの出番が少し早まる」

この情報をできるだけ英語のままで理解する必要があります。110~120単語が40秒で流れますから、1秒3単語のペース、句ごとの理解が重要です。

その中でも、重要な情報は必ず逃さないようにしなければなりません。

まず、音声の目的≒要件は何か。ここでは冒頭でセミナーと言うことが語られています。

次に、要件にかかる条件又は詳細は何か。ここでは流れが説明されているのでかなり親切です。休憩の間は外出可能、パソコンは置いていっても構わないが貴重品やモバイル用品は持ち歩くように、との注意がありますので、これは漏らさずチェックしておきたいところです。

05191639_555ae8c824423引用:http://www.brianza-net.jp/upload/save_image/05191639_555ae8c824423.jpg

 

最後に、こちら側への新しい提案もしくは要求です。「プログラムに訂正がある、最後の二人が入れ替わる、Ohtaさんが先」という部分です。ここは絶対に聞き漏らしてはいけないところです。

これらの情報をイメージとして維持したまま、次に見るのは選択肢です。

80は「表彰式、音楽界、退職式典、説明セミナー」とパッと見てわかりますので、ここは素直にDを選択します。

81はTOEICお得意のパラフレージング(言い換え)問題です。本文の内容理解を即座に別の言葉で言いかえる能力を試します。

「聞き手には何が求められているのか」と言う質問に対する選択肢は上から順に「休憩中着席、貴重品は持ち歩く、借りたものは返す、印刷物を共有する」と読めます。

もちろん、ここでの解答はBです。音声ではdo keep以下の金銭などは持ち歩いてくださいと言う要求がありました。Pleaseと言う単語を思い出せればここは難なく解けるかと思います。

82では、問題の図表、おそらくはプレゼンテーションのタイムテーブルと思われるものと、その順序についての問いです。最後に発表をするのは誰か、というのが質問の内容ですが、ここで後半部分の聞き取りがカギになります。訂正があった、変更と入れ替え、最後の二人に、Ohtaさんが少し早い、と言う情報を断片的にでも覚えておくと解答にたどり着くことができるでしょう。答えはCのChambers氏と言うことになります。

いかがでしょうか?実際の解き方の流れは以上のようになりますが、ここから、そのコツを少し話していきたいと思います。

 

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コツその1:要望・命令を聞き逃さない

先に話したように、このPartでは音声が皆さんに何かしらの要望や提案を伝える形式になっています。

留守番電話メッセージでも、会議の説明でも、音声自体は「何かの出来事がありました、私はあなたにこうしてほしい、その条件はこうです、注意事項はこうです」と受験生に問いかけてきています。

121221-questions引用:http://www.lifehacker.jp/images/2013/01/121221-questions.jpg

ですから、皆さんはその相手になり切って、相手の要望を聞き漏らさないようにする必要があります。どうやってその要望を聞き漏らさないようにするのかと言えば、それはやはり「要望・命令」のキーフレーズと型式に慣れるということでしょう。

具体的には、音声の中にあるplease、「何かをしてほしい、しないでほしい」と言うdo/don’t、その他の助動詞を使った要望文、例えばCan you~?「~できますか?」と言った単語に敏感になるということであり、その後の内容に気を配るということです。

このフレーズが出てきた直後には必ずその理由や条件などが述べられるので、その部分をしっかりと聞くようにします。

 

コツその2:図表には直接答えが書いていない

これはPart3でも言えることですが、図表を出すと言うことはその内容が試験に関わることを示します。しかし、蓋を開けてみると、そこに直接選択肢の答えが表示されていることはなく、あくまでも本文の内容から推測して妥当な内容の選択肢を選ぶ、という形がほとんどです。

crime4引用:http://pdmagazine.jp/wp-content/uploads/2016/01/crime4.jpg

例えば上記のサンプル問題ではまず「訂正があった、入れ替わりがある、Ohtaさんが早くなる」との内容が音声で読まれますが、順番を示す表そのものはその「間違いがあった」図表そのままなのです。

この状態を疑わず、図表のままに82の選択肢でDを選んでしまうと、せっかく音声が「エラーがあるので注意して」と言っていた要望を聞き漏らしてしまい、勿体無いことになります。

事実、表を見なくとも、「最後のプレゼンターは入れ替わった」と音声は語っているので、Ohtaさんが早くなっている以上、選択肢Dは消去されることになります。ここを理解している人はDを消去しますから、表を材料にしてCが正解だと難なく選ぶことができるのです。

ですから、図表はあくまでも解答に至る証拠程度のもので、音声の内容を聞きとり記憶することに注力すると良いでしょう。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。Part4にたどり着くまでに受験生の皆さんはかなり集中力を消耗しているはずですから、まずこのPartまで何とか耐えきったことを自分で称えつつ、大きく深呼吸をしていきましょう。ここを乗り切れば音声に追い立てられることはなくなりますので、後少しだ!と自分に気持ちを入れ直してください。

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