TOEICの勉強法! TOEICスコア900、英検1級、英語講師歴16年の管理人がお伝えする最良のTOEIC勉強法を紹介!

TOEICの勉強法!上級者のためのパート別対策 Part5編

上級者パート別5
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Part5 は1行程度の短い文章ですが、Part1同様に難易度高めの問題が1問以上は入っています。
ポイントを押さえて臨めば解けますので、着実に進めましょう。
その攻略ポイントをご紹介します。

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TOEICは合わせ技

Part5はどちらかというと英検に近い出題形式に見えますが、より実用的なものが多く、いろいろな要素が組み合わされています。
例えば、次のような文です。
A portion of your time will be reserved for creative studies ____ the project reaches the milestone of July 4th.
(プロジェクトが7月4日のマイルストーンを達成 ____ あなたの時間の一部はクリエイティブなことの検討に使えます。)
(A) by
(B) as long as
(C) once
(D) since
この回答には後段の時制と限定要素を読み解く必要があります。
B、C、Dが候補となりますが、
現在形で7月4日と限定しているのですからCとなります。
日付を限定せずmilestonesと複数形になっていればB、reachesがhas reachedになっていればDです。
つまり、意味がわかれば埋められるというものではなく、時間軸方向のどの辺の話をしているのかの確認が必要になるわけです。
つまり、意味整合性+時制の合わせ技で出題されるわけです。
この合わせ技に対応できるか否かがスコア800点の分かれ目になりますので、ご注意ください。

B8-1– 2つの楽器が合わさって、演奏になる – 

では、次にもう少し分解した重点対応項目を見ていきましょう。

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出題意図

Part5の主要な出題意図は次のようになっています。

・適切な品詞を問うもの
特に形容詞的用法に注意を要します。

・適切な接続詞を問うもの
英検では逆説・順接の話をケアしていれば良いのですが、TOEICの場合は合わせ技で出題されます。
時制、複数との関連に注意を要します。

・適切な単語を問うもの
日本人が使い慣れていない範囲からの出題で、かつ、使ったことがない単語が出てきた時は想像力が頼りとなります。
それでは、それぞれのポイントを具体的に解説します。

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適切な品詞を問う

品詞については語尾だけで判断できる単純なものではなく、違う意味になるものが出題される傾向にあります。
意味が変わるものをいくつか例を挙げます。
economic(経済の)とeconomical(安価な)
expense(費用)とexpensive(高価な)
apprehension(逮捕)とapprehensive(心配している)
意味が変わらないものです
strategy(戦略)とstrategic(戦略上の)
classic(古典)とclassical(古典的な)
system(体系)とsystematic(体系的)
continent(大陸)とcontinental(大陸の)
例文で説明します。
We bought an _____ pleasure craft.
(____ プレジャーボートを買いました)
A) expensive
B) economic
C) economy
D) expensively
ここでは”高い”か”安い”かの話をしています。
選択肢を見て、”安い”に相当する選択肢はないということを判断できることが、最初に必要です。
次に”高い”について、AとDが残りますが、形容詞が入るので、Aとなります。
なお、economicは簡単すぎて、”経済的な”と勘違いもしやすいと思います。
経済的な=安いはeconomicalになりますので、今一度意味を確認しておいて下さい。
B8-2 次に、動詞の形容詞化も出題される傾向にありますから、こちらも覚えましょう。
動詞の形容詞化には現在進行(-ing)と受動態(-ed)がありますが、おおよそ次の使い分けになっていると言われています。
-ing → 物、事の修飾
-ed → 人
例文で説明します。
He said the movie was _____.
(彼はその映画は____ )
A) boring
B) bored
C) interested
D) delicious
映画は物なので、-ingでAです。
例外についてですが、調べてみると結構多く、聴いたことがあるものでも、次のようなものがあります。
running man
earned money
これ以外にもありますので、例外と考えないで次のように覚えたほうがハズレが少ないと思います。
”〜する、している”という意味で、主体を修飾する場合は – ing
例) The Amazing Spiderman
”〜された”で、作用させた原因が主体以外の場合は -ed
例)abandoned house
※主体はhouse
これらは中高校の知識だけでは太刀打ちできない例と言えます。

適切な接続詞を問う

前述したように、意味だけを見ていても不十分で、他の要素も考慮して回答する組み合わせ判定をしないと正答できません。
その解法を説明します。
慣れるまでは次の2ステップで解くのが良いと思います。
まず、接続詞前後の文が順接か逆接かを判定して、選択肢を4つから2つ(半分)に絞ります。
次に複数形・時制等を確認して、選択肢を2つから1つにします。
具体例で説明します。
She has missed ‘the best design of the year’ award ____ she joined the company 7 years ago.
(彼女は7年前にその会社に入った ____ ‘the best design of the year’賞を逃した。)
A) since
B) despite
C) because
D) whenever
AとBに絞られるということはわかると思います。
ここで鍵になるのはawardの個数です。これがawardsであれば、”入社以来、何度も逃し続けてきたとなり、Aとなります。
ただし、ここでは単数なので、いつ逃したかわからないですが、”1度逃した”と見るのが妥当なため、Bとなります。
なお、この情報だけでは5回は受賞して、6回目で受賞できなかった状態を引きずっている可能性も否定できません。
この設問の回答選択肢にはありませんが、その場合は’for the first time since’という言葉が入っても良いわけです。
B8-3次の例です。
I think he will succeed ___ he has been well prepared.
(彼はずっと準備万端 ____ 彼は成功すると思う。)
A) since
B) once
C) after
D) before
前段と後段の関係をみると順接が妥当なことはわかると思いますので、AとBに絞られます。
次に時制に着目すると、後段で彼は”well prepared”な状態をずっと維持してきた(have)という表現になっています。
したがって、前提条件的な意味を持つBは不適切で、Aのsinceが正答となります。
このように理屈で考えるのはまどろっこしいかもしれませんが、慣れてくれば寄り道しないで正答にたどり着けるようになります。
また、たとえ慣れたとしても、初対面の言葉は決して無くなることはありません。
その時に、やはり理屈が役に立ちます。

適切な単語を問う

日常会話において、それほど頻度が高いと思えない表現についても出題されます。
運が良ければ、使ったことがある単語にぶつかり回答できるかも知れません。
ただ、その確率は低いと思いますので、やはり備えが必要だと思います。
語彙をたくさん覚えるに越したことはないのでしょうが、それでは時間が足りません。
日本語だったらどういう話になるかを考えて、次にそれに近い英語がないかを探しましょう
これも例で説明します。
Airplane can fly when wings creates ____ force by air flow.
(航空機は翼が気流による ____ 力を作ったときに飛ぶことができる。)
A) an upward
B) a propelling
C) a downside
D) an accelerated
航空工学を専攻した人でなければ解けない気がしますが、そうでもありません。
まず、日本語で考えましょう
車と飛行機の移動方向における最も顕著な違いは何でしょうか?
上方向に上昇することではないでしょうか。
次にそれを表す単語を持つ選択肢を選びます。
すると、Aが”上方向”を表しますから、正答になります。
以外と簡単ですが、この設問にかける時間はこの程度で十分です。
B8-4 詳しくない領域を深読みして時間を費やすのは無駄ですし、出題者側も文法・語法以外で深読みが必要な出題はしません。
次の例です。
The store is selling fresh potatoes and they aren’t genetically _______.
(その店は遺伝子的に____されていない新鮮なジャガイモを売っている。)
A) engineered
B) created
C) washed
D) selected
何か遺伝子工学的な匂いがしてきました。
でも、遺伝子学者でなくても解けますので、安心してください。
まず、日本語で考えましょう。
通常、日本のニュースで聞くのは”遺伝子操作”、”遺伝子組換え”といった言葉です。
操作とか組換えといったものは技術的に行うものですから、Aのengineering (工学、工作)が正答です。
こういう感じで、サクサク解いていきましょう。

まとめ

品詞は語尾変化だけでなく、意味の違いに注意して回答しましょう。接続詞は意味だけでなく単数/複数や時制一致等の他の要素と組み合わされて出題されるので、2段構えで確認をしましょう。
日常英語では使ったことのない場面、単語等が出来てきた場合は、日本語で持っている知識で想像して、適切な選択肢を選んでください。
以前よりも正答率が向上するはずです。

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