TOEICの勉強法! TOEICスコア900、英検1級、英語講師歴16年の管理人がお伝えする最良のTOEIC勉強法を紹介!

TOEICの勉強法!iPadを活用してリーディングスコアをアップする!

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電子化の時代であるからこそ、本を読むように勉強したい。

iPadで勉強したポイントはiPhoneやPC/Mac等の他の端末でも見たい。

そんな人にiPadを活用した勉強法をご紹介します。

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タブレットに合った勉強法とは

初代iPadが出始めた頃は電車の中で使う人をほとんど見ませんでしたが、iPad miniやiPad自体の軽量化されたこともあり、電車の中で使っている人たちを毎日、目にするようになりました。

何に使っているかというと、音楽や動画を見ているのではなくて、本やネットの記事を読んだりしています。

つまり、リーディング・デバイスとして使うことに適しているということが利用形態から見て取れます。

スマホに比べて画面が大きく、字を読んでいても疲れにくいのではないでしょうか。

また、スマホは電話やメールでも使うのでバッテリーを気にしながらの利用になりますが、タブレットはバッテリーが大容量のためリーディングに集中できます。

仮にバッテリーが切れそうなったとしてもほとんどの人はスマホも別に持っていると思いますので通話やメール等の連絡手段が使えなくなるという問題は少ないと思います。

このようにスマホとは異なる特徴と用途を持つタブレットをより有効に活用して英語学習をする上での課題は「端末に適した勉強法の選択」「コンテンツの準備」「iPhone・Mac・PCとの連携」になります。

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学習項目を決める

英語の学習項目の中で、自分がどこを強化したいのかを列挙します。

英語で勉強する項目といえば、文法・語法・慣用表現・類義語を含む語彙・構文・文脈把握と多岐に渡りますが、沢山あると続きませんので3つないしは4つに絞ることをおすすめします。

例えば、語彙と文脈把握をリーディングとリスニングで分け、スマホもうまく活用しながら使い分けるのが良いと思います。

語彙は短い文と見なせますし、文脈把握は広範囲に渡る文すなわち長文と見なせます。

それぞれについてリスニング/リーディング軸と文脈把握/語彙軸で学習項目の可否をまとめると次のようになります。

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当たり前のようですが、次に端末に割り振る時の参考になりますので、覚えておいてください。

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学習項目に応じて端末を決める

次に、それぞれの学習項目を端末特性に応じて合わせ込んでいきます。

TOEICの試験用紙はスマホよりはるかに大きく、タブレットより少し大きいです。

特にリーディングについてはタブレットで勉強をしておいた方がより本番に近い条件になります。

スマホは短い情報を短時間で見ることを想定していますが、長文を広範囲に渡って見るためには頻繁にスクロールをさせる必要があり、長文勉強には不向きです。

一方で視覚を伴わない聴覚を使った音声学習ではスマホが圧倒的に操作性が良いと思います。

iPadにも音楽を入れることができるのですが、ほとんど聴かないのではないでしょうか。

筆者は初代iPadからiPad Airまで使い続けてきましたが、昼休みにiPadでビデオを観ることはあっても、音楽を聴くのは専らiPhoneでした。

イヤホンの取り回しが面倒な事や、お気に入りの曲をサクッと聴く時の操作は大画面では違和感がありました。

結局、2つの端末に音楽を入れて管理するのが手間になってくるんですね。

話を戻して端末の種類と学習項目の可否対応をまとめると、次の表のようになります。

d10-2 このようにして、タブレットは読み物系、スマホは語彙学習と聴き物系に分担されます。

勉強したポイントを端末で共有する

勉強したての頃は教材を読む・聴くだけの受け身すなわちリードオンリーですが、そのうちに教材の中で「これは!」と思った要点をマークしたりメモを入れたりすることがあると思います。

先ほどのiPadでの音楽管理の例ではないですが、それぞれの端末のコンテンツを個別に管理していくのは手間ですし、いずれ情報がずれて一貫性もなくなっていきます。

紙のA4ノートとメモ帳を持って同じようなことを両方に書いているうちに、情報の抜け漏れ・重複が進んでいくイメージです。

ご存知のようにiPhoneやiPadには同期の仕組みが備わっていますが、同期する端末の組み合わせに注意が必要です。

iOSやMac等のAppleデバイスとだけ同期したいのか、AndroidやWindows-PCとも同期したいのかによって使うアプリが変わってきます。

同期したいものが書籍に付けたブックマーク・マーカー・注釈である場合と、書籍とは別に勉強したポイントをメモ帳等の記録アプリに書き込む二通りの用途があると想定します。

Appleデバイス間だけの同期であれば書籍はiBooksでメモは標準アプリのメモ帳が使えますし、AndroidやWindows-PCが入ってくるのであれば書籍はKindleでメモはMicrosoftのOneNoteが良いと思います。

書籍とメモについて、情報を同期したいデバイスの組み合わせと使えるアプリをまとめると次の表のようになります。

d10-4 メモ帳やOneNoteはテキストだけでなく、図を付けることもできます。

図は手書きも可能ですので、活用してみて下さい。

タブレットの上手な使い方

タブレットがリーディングデバイスだとすると、読んでいるうちにさらに疑問が湧いてきてネットで調べる・確認するということがしばしば発生すると思います。

さらに友達に質問したくなることもあるでしょう。

スマホは屋外でもネットにつながっているので、そのまま調べる行動に移れます。

一方のタブレットというと、8割のタブレットは家で使われているらしいので、WiFiにしかつながらない、したがって、外ではネットを使えないという人も多いのではないでしょうか。

かといって電車に乗っている最中にタブレット片手に、カバンの中からスマホを取り出すのも少し危なっかしいです。

その場合、スマホ経由でネットに接続する「テザリング」がおすすめです。

WiFi経由でスマホと接続するテザリングですと、見る見るスマホのバッテリーがなくなって行きます。

iPhoneでも利用可能なBluetoothテザリングを使えば、消費電力が少ないですしスマホを鞄から取り出さなくても、タブレットだけでオンオフの操作ができるので、とても便利です。

BluetoothではWiFiに比べてデータ転送速度が遅くなりますが、語学に関する調べ物ではテキスト中心になると思いますので、大きな支障はないと思います。

先に説明しましたスマホ、タブレット端末間の情報同期をスムーズに実現するためにもテザリングが便利です。

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まとめ

スマホを毎日外に持ち歩くことはあっても、タブレットはもっぱら家の中で使い、持ち歩かないという人も多いのではないでしょうか。

Adobeが2013年に実施した調査では8割の人は家でタブレットを使っているそうです。

ただし、タブレットも薄く軽くなってきましたし、タブレットを外に持ち出して使うことによって今までできなかったことができるようになります。

英文の文脈把握に関する勉強もその1つです。

いろいろな場所で勉強ができて、かつ勉強のポイントを複数の端末で共有できるのです。

これはまさに時間や空間を超えた21世紀の勉強法と言えるのではないでしょうか。

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