TOEICの勉強法! TOEICスコア900、英検1級、英語講師歴16年の管理人がお伝えする最良のTOEIC勉強法を紹介!

TOEICの勉強法!効率よく勉強するコツ

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語学の勉強は時間がかかるものですが、学業や仕事でちょと余裕ができた比較的短期間で集中してレベルを上げたいという時もあるものです。
今回はそんな皆さんに、最小の時間で最大の効果を発揮する効率的・効果的な勉強法をご紹介します。

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勉強時間にどれだけかけるか

国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の調査によると、1週間の英語学習時間で最も多いのは2時間未満で全体の4割強になります。

Q.あなたの1週間の英語の学習時間について教えてください(お答えはひとつ)
N=1,000
B1-1引用:http://www.toeic.or.jp/press/2013/p002.html

以外に少ない時間という印象を受けませんか?
何かコツがあるのかもしれません。
短期間でそれなりの成果を上げるためには、それなりの作戦が必要です。
精神論で闇雲に進めるのではなくて、科学的・論理的に進めることをお奨めします。
短期間で効率重視ということであれば、最初に決めることは満点は目指さずに80%前後のところをターゲットとすることでしょうか。
これには数学的根拠がありますで、後ほど説明します。
では作戦を説明します。

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勉強作戦の手順

作戦を進めるために以下の手順を踏みます。
・TOEICの問題特質を把握
・自己分析して攻め所を絞る
・集中して学習する
それぞれを詳しく解説します。

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TOEICの問題特質を把握

TOEICのスコア認定書のCのエリアを見ていただくと、
”ABILITIES MEASURED”
という項目があります。
これはPart別に回答できる・できないではなく、”長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる”のような、具体的な能力のことです。
ですから、作戦を立てる段階では、Part別に対策する・勉強するということを忘れてください。
最初の段階ではこの測定能力で攻め所を見極めることになります。

B1-2引用:http://www.toeic.or.jp/toeic/guide04/guide04_02/guide04_02_02.html

まず最初は伸び代の考え方についておさらいです。
達成率が60%前後のところを特定します。
60%超ばかりの方は80%未満のところをピックアップして下さい。
なぜ、60%なのでしょうか?
自己分析の前に理屈を説明しておきます。
学生時代の偏差値を思い出してみて下さい。(思い出したく無いでしょうが‥)
たいていのテストは得点が正規分布に近い形になるように出題されています。
TOEICも若干ずれてはいますが、ほぼ正規分布的な形になっていると言えるでしょう。
グラフ的には次の形になります。
B1-3

引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Normal_distribution

ここで、大事なのは分布の形ですので、書き込まれた細かい数字は気にしないで下さい。
横軸をσではなく、スコア達成率分布として下さい。
そうすると、左端が0%、真ん中が50%、右端が100%となります。
点数を上げる難易度をこのグラフを使って説明しましょう。
0%から50%に上げるのは、それほど大変ではない感じがしませんか?
なぜかというと、面積が広がっている(より人が多い)領域に自分を持っていくので、入りやすいわけです。
逆に50%から100%の方向へ点数を上げる時はどうでしょうか。
面積が狭くなっていくので、簡単ではなさそうです。
さらに点数が高ければ高いほど、細くなり具合が加速しているように見えます。
ここまでいうと、あとは簡単な数学の話になります。
80%から100%に上げるよりも、
60%から80%に上げるほうが難しくない。
ということになりますので、まず80%付近を目指すことに集中しましょう。
補足説明をしておきます。
もし、皆さんが50%未満ということでしたら、高校英語・大学英語の教科書を引っ張りだして勉強すれば、すぐに60%付近まで行けます。
その領域はたくさんの人が入れますし、皆さんの伸び代も大きいからです。
もし、皆さんが80%以上を目指すのであれば、もう少し時間をかけて勉強するのはいかがでしょうか。
非常に狭い領域に向かっていくことになりますので、皆さんが持つ矢を研ぎ澄ませないと通りません。
さて、80%を目指すための勉強法について、具体的に説明をします。

自己分析して攻め所を絞る

まず、公式認定証にあるABILITIES MEASUREDの項目について、自分の達成度を見ます。
そこで、60%前後にある項目をピックアップしておきましょう。
次に、ABILITIES MEASUREDについて本質的な勉強を続ける必要があり、攻略に時間がかかりそうなものを△でマークし、
そこまで時間がかからないと思うものを◯でマークしておきます。
例えば、典型的な例で説明すると、以下のような取捨選択になりますでしょうか。
<リスニング>
◯ a) 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
△ b) 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
◯ c) 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
△ d) 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
△ e) フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる
<リーディング>
◯ a) 文書の中の情報をもとに推測できる
◯ b) 文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
△ c) ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
◯ d) 語彙が理解できる
◯ e) 文法が理解できる

先にピックアップした自己能力も考慮して、次のように勉強の優先順位を付けます。
優先 〜 自己能力60%付近、かつ、勉強時間が◯
余裕があったら 〜 自己能力60%付近、かつ、勉強時間が△
先の例でいうと次のようになるでしょうか
<リスニング>
優先) 要点、目的、基本的な文脈を推測、詳細の理解
余裕があったら) 暗示、長文
<リーディング>
優先) 文書の情報から推測、具体的な情報を見つける、語彙が理解出来る、文法が理解出来る
余裕があったら) 暗示、長文

次に勉強する対象が絞り込めたところで、具体的な学習のポイントを解説いたします。

集中して学習する

今までと同じ方法では同じ結果しか出ないので、今までより掘り下げて学習することが必要です。
今まで60%しか取れなかったのには理由があるはずですから、まず60%の立ち位置を確認してみましょう。
達成度別に以下のようになると思います。

Level 1) 60% – 法則(理屈)は少し理解している
Level 2) 80% – 理屈を理解している
Level 3) 90% – 例外も理解している

Level 1の場合は理屈をよく理解していない部分があります。
そのような設問にぶつかった時に皆さんはどうするでしょうか?
そうです。賭けで回答するのです。
この場合、統計的にも正答率は半分位になります。
逆に言うと、理屈をもう少し理解すれば、それが通用する範囲では正答率を向上させることができます。
まず、ここに対策をするべきです。
理屈の基本+αですから、勉強するスコープは次のようになると思います。
基本的な単語/品詞 〜 意味は接頭辞、品詞は接尾辞、人称代名詞・接続詞は使い方
基本的な文法 〜 人称代名詞と指示代名詞、時制による変化、時制の一致、関係代名詞
類似単語/表現  〜 見た目は似ているが、意味が違う物
さらにTOEICで出る傾向のある部分から勉強をすることで、より効率的になります。
それぞれを具体例で説明します。

・基本的な単語/品詞
単語そのものを個別に全て覚えることは難しいので、接頭辞を覚えましょう。
初めて目にする単語があった場合でもおおよその見当はつきます。
B1-4 TOEICで出る傾向のある接頭辞は次のとおりですが、Webの検索エンジンで”代表的な接頭辞”と引くと、たくさん出てきますので、そちらも参照して下さい。
ad, pro(前に進める・進む)
de, dis, im, un(否定)
pre(前)
post(後)
TOEICでは英検同様、品詞を問う問題が必ず出ます。
品詞の場合は接尾辞が重要になってきます。
例えば、以下のような接尾辞があります。
-ty, -ness (名詞)
-ic, -cal (形容詞)
-ly (副詞)
また、意味を拡張させるものとして、以下のような接尾辞もありますから、併せて覚えましょう。
-less (無しで)
-able (できる)
-fy (にする)
-fiable (にすることができる)

・基本的な文法
人称代名詞と指示代名詞の違いを問う問題は毎回出題されます。
人称代名詞は既出のものを指すとき、指示代名詞は既出かどうかに関わらず対象を特定して指すときです。
例で説明します。
a) Among those (指示代名詞) who can participate the meeting…
とは言いますが、
b) Among them (人称代名詞)who can participate the meeting…
とは言いません。
themはこの文の前に登場している人達を指しているので、それをさらにwho以下で限定するのはおかしいのです。
それぞれを口語で聞くと次の意味に聞こえます。
a) ミーティングに出席できる人の中に‥
b) 彼らの中で、誰がミーティング出席できる‥
this/that/these/thoseは指示代名詞、それ以外は人称代名詞と覚え、使い方が別物と覚えておいても良いくらいです。
よく聞く言葉で、”That’s it.”といのがありますので、これを利用して覚えてください。
That(指示代名詞)is it(人称代名詞). = それは(これまでに出た)それだ。 = 以上でおしまい
時制も毎回出現しますので、時間軸方向の線をイメージして覚えるのが良いです。
例えば次のような設問が出たとしましょう。
He has got cold ___ he flew back from London.
A) before
B) after
C) since
D) despite
日本語に訳すと、BとCのどちらでも同じような意味になります。
最初に注目すると、”got cold”を”has”している、つまりずっと続いている現在完了です。
したがって、Cのsinceで、”帰ってきて以来ずっと”という表現が自然になります。
このように前段あるいは後段の時制で、他方の文との接続を問う問題が出ますので、時制はしっかり押さえてください。
次に関係代名詞について、制限用法と非制限用法がカンマ1つで変わります。
勉強も去ることながら、テスト本番もご注意ください。
次の2つの違いがわかりますか?
A) I know a police officer who can be trusted.
B) I know a police officer, who can be trusted.
Aは制限用法でBは非制限用法です。
Aは信用できる警官を知っているが、そうじゃない警官も知っているいるということを暗示しています。
Bは警官を知っていて、その人は信用できる。つまり、信用できない警官は知らないということです。
代名詞、時制もそうなのですが、皆さんが中学生の頃、勉強していたところです。
にも関わらず、何気なしに通り過ぎてしまっただけですから、おさらいの意味で確認をして下さい。

・類似単語/表現
類似語は同音異義語に近く、異音同義語とは異なるものです。
特にリスニングの引っかけで頻出しますので、似たものグループはしっかり押さえておいて下さい。
economic と economical
regularity と regularly
round と around
Part2の設問にすると次のようになります。
Q) Who bought this round mirror?
設問
A) The boat is hers.
B) OK, see you around.
C) John just borrowed it.
答えはCですが、真面目にこのような感じで出ますので、類似品に十分ご注意ください。
なお、テスト当日ですが、特にリーディングについてPartが進むほど問題が難しくなるという考えは捨てましょう。
Part6や7でも適切な品詞を選択させるような設問は出てきます。
先に書きましたように、ABILITIES MEASUREDとPartの区切りは一致しないので、どのPartに入るかは出題意図次第です。

まとめ

TOEICの特性を評価ポイントで理解し、達成度60%前後の伸び代のあるところを見つけ、集中学習しましょう。
余裕があれば達成度50%以下の部分を勉強しましょう。
基本単語/品詞を理屈で覚え、文法も代名詞・時制をもう一度おさらいしましょう。
最後に類似品に注意すれば、700〜800点台が見えてくるのではないかと思います。

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