TOEIC SWの勉強法!
TOEIC SWの勉強法!
今や学歴社会として就職活動にも欠かせなくなってきたTOEIC。
そんなTOEICには実は二つの種類があります。
聞き取る能力と読み取る能力であるリスニングとリーディングを測るTOEICテスト。
そして、話す能力と書く能力であるスピーキングとライティングを測るTOEIC SWテスト。
今回はTOEIC SWの効率の良い勉強法をご紹介します!
この記事のContents
そもそもTOEIC SWテストってどんなテスト?
引用 http://portal.nifty.com/kiji/130326160140_1.htm
テストで良い成績を取るにはまず相手のことを良く知ることが一番の近道です。まずはSWテストの形式からご紹介していきましょう。
まずはスピーキングテストですが
■スピーキングテストの形式
問題数:計11問
テスト時間:約20分
■スピーキングテストの構成
引用 http://www.toeic.or.jp/sw/about/tests.html
上記の表のように大問6問構成で計11問となっています。
次にライティングテストですが
■ライティングテストの形式
問題数:計8問
テスト時間:約60分
引用:http://www.toeic.or.jp/sw/about/tests.html
こちらは上記の表のように大問3問構成で計8問となっています。
さて、もうお気づきになってでしょうか。
そうスピーキング及びライティングのテストは、リーディングとリスニングのテストに比べ、圧倒的に問題数が少ないのです!!
少ないからこそ失敗は続けられない。取り返しがつかない・・・
実は少ないからこそとれる対策もあるのです!
しかし、しっかりとした対策をしていけば恐れることはありません!
それではまず、スピーキングの方から詳しく見ていきましょう。
スピーキングテストの対策その① 答え方のテンプレを持つ!
引用:https://model.foto.ne.jp/free/product_info.php/cPath/24_251_243/products_id/302131
スピーキングテストの問題は、問題文が流れる→シンキングタイム→答える という順で出題されます。
その内訳は、問題文を聞き取る→問題文を訳す→答え方を考える→答えを英語に直す という思考過程で問題を進めていきます。
つまり、30秒程度のシンキングタイムでは圧倒的に時間が足りないんです!
そこで、問題の答えのテンプレート、つまり答え方を決めていきましょう。
例えば、スピーキングテストのExpress an opinion(意見を述べる問題)はなんと回答時間が60秒もあります。
たった30秒で問題の趣旨を把握して、答え方を決めて、英語に直す……やはり厳しいですよね。
筆者が受けた時は、かなり時間が余ってしまいました。
恐らく、何かの問題提起に関して賛成か反対か問われる問題が多いことでしょう。
ではその場合、例えば、理由は二つ述べることにしましょう。
賛成か反対か答える→one reason is …… →another reason is ……
たったこれだけの対策です。
しかしこの対策をすることによって、余計な事まで考えを回したりしなくていいのです。
テンプレートを用意しておくだけで気持ち的にも余裕ができます。
余裕があれば理由を3つ答えたり、応用法も様々です。
スピーキングテストの対策その② とにかく何か答える!
引用:http://www.gatag.net/03/29/2010/210000.html
全く当たり前のことだと思ったアナタ、現実は厳しいですよ。
スピーキングと銘打たれたテストですが、実はリスニングが出来なければそもそも答えることが出来ません!
問題文が聞き取れなかったら何も答えられず回答時間が終わる……なんてことも。
実際筆者が受けた時は、2問ほど聞き取れなかったので全く答えられませんでした。
また、最初の問題は表示された文章を読むだけですが、例えば発音が怪しい単語があったらどうします?
そこで、まずポイントの一つとして、単語の発音は気にしないことにしましょう。
卑怯臭いですが、読めない単語もさらっとそれらしく流してしまいましょう。詰まってしまわないようにすることが優先です。
二つ目のポイントとして、最初の出だしや困った時の答え方を決めましょう。
これは①の対策と被る部分もあるのですが、例えば電話の応答だったりすると、
「Thank you for your calling …」
と応答したり、問題のうちの聞き取れたことを繰り返したりしましょう。
問題の答えとは直結しない部分ですが、この間に考える時間が出来たり、時間があまり余らなくなったりします。
以上の対策はもちろん初心者のための対策となりますが、これだけで点数アップは間違いないです。
このテストではしっかり気持ちに余裕を持っていきましょう。
次に、ライティングの対策をご紹介しましょう。
ライティングテストの対策① タイピングが命取り
引用 http://free-photos.gatag.net/2014/10/31/190000.html
ライティングのテストですが、残念ながら書くことは何もありません。
実はパソコンですべて入力する方式なのです!
つまり……普段からキーボードに触ることの無い人はかなり不利です。
それでもまあ少しはできると安心してる方、要注意です。
はっきり断言しますと、相当時間は厳しいです。
例えば、ライティング最終問題のWrite an opinion essay (意見を記述する問題)ですが
何と時間は30分もありますが、最低ワード数が300です。
300単語以上の英文を書かなければならないのです。
普通に文章を書くだけでも30分で300単語は厳しいですが、それをタイピングで行うのです。
筆者は普段からタイピングには自信がありましたが、残念ながら280単語ほどしか書けず、足りませんでした。
つまり、ライティングの勉強をするときはキーボードを使って勉強するようにしましょう。
ライティングテスト対策の方式② 言い換えの応用
引用:http://free-images.gatag.net/2013/02/03/060000.html
先ほどライティングテストの最終問題は時間が厳しいと書きましたが、もちろん時間が楽なものもあります。
特に、ライティングは時間の許す限り、前の問題に戻って解きなおすことが出来ます。
そこで、まずはとにもかくにも大問を一周してしまいましょう。
もちろんちょっと書きにくい問題や単語が浮かばなかったら飛ばしてもらって構いません。
次にもう一度やり残した問題に戻りましょう。
ここからが本番です。
自分の持っている語彙や文法を駆使して文章を飾りましょう!
もちろん、綴りが怪しい単語などを言い換えるのもアリです。
ライティングの問題の絵を見て答える問題などは、凝った問題は出ませんので考えることも少ないです。
ここをしっかりとした得点源としましょう。
ライティングのテストは、解く手順を間違えなければかなりの得点が見込めます。
何よりも悪いのは、白紙で提出することだと心得ましょう。
以上、TOEIC SWの対策でした。
最後に
引用:http://free-images.gatag.net/2012/07/07/120000.html
今回ご紹介したのは、問題の形式に関わる対策が基本でしたが、TOEIC SWのテストは普通のTOEICテストよりも解き方に落とし穴が多いです。
逆に、テスト内容自体はそこまで凝ったものではないので、高得点が狙いやすいテストと言えるでしょう。
テスト中に戸惑うことなくサクサク問題を進めていく、これだけで周りの受験者よりワンランク上のステージに立つことが出来るでしょう。
要はこのテストは、どれだけ英語を普段から使うことに慣れているかという点が測られています。
ぜひ普段から英語に接するように頑張ってください。
⇒ TOEICの勉強法と試験の概要を紹介!