TOEICの勉強法!単語のおすすめ対策

昨今重要なスキルとなってきた英会話ですが、
それの一定の基準となるのがTOEICテストのスコアというところも少なくありません。
そしてテストで良い結果を取るために日夜勉強に励んでいることでしょう。
そんな皆さんがつまづくポイントに、「単語」という大きな壁があります。
このポイントでつまづく人は決して少なくありません。
そんな単語につまづく皆さんのための、単語のおすすめ対策をお伝えしていきたいと思います。
ぜひこの記事を読んで、単語の効果的な勉強法を学んでください。
TOEICの単語の基準とは
引用:oishiperth.blogspot.com
TOEICの単語の対策といっても、ひとえに表せるものではありません。
なぜなら、人それぞれによって目標点数が違うからです。
例えば500点以上を目指す人が、800点レベルを目指す人と同じように単語を覚えても効率が悪いのです。
TOEICテストに出やすい順番に覚えることが大切なのです。
そこで、一定の基準を示してみたいと思います。
400点レベル
- コミュニケーション能力:通常会話も難しい
- 英検との比較:英検4級〜3級レベル
- 必要単語数:2000〜3000単語が目安
- 企業での評価:新卒社員で期待する基準(500点以上)より下回る
500点レべル
- コミュニケーション能力:長い文でのコミュニケ-シンは難しい
- 英検との比較:英検3級〜準2級レベル
- 必要単語数:2500〜3500単語が目安
- 企業での評価:新卒社員で期待する基準(500点以上)に近いレベル
600点レベル
- コミュニケーション能力:ゆっくり話してもらえれば、コミュニケーションがとれるレベル
- 英検との比較:英検2級レベル
- 必要単語数:4000〜5000単語が目安
- 企業での評価:中途採用での基準(600点以上)と同じレベル
700点レベル
- コミュニケーション能力:仕事での日常業務を英語でやり取りできるレベル
- 英検との比較:英検2級〜準1級レベル
- 必要単語数:5500〜7000単語が目安
- 企業での評価:企業の国際部門の基準(700点〜730点以上)に近いレベル
800点レベル
- コミュニケーション能力:意思疎通ができ、打ち合わせなどが可能なレベル
- 英検との比較:英検準1級レベル
- 必要単語数:8000〜9000語が目安
- 企業での評価:企業の国際部門の基準(700点〜730点以上)を満たすレベル
900点レベル
- コミュニケーション能力:ネイティブに近いレベル
- 英検との比較:英検1級レベル
- 必要単語数:1万語以上が目安
- 企業での評価:海外赴任や昇級基準より、はるかに上のレベルにある
引用:http://mysuki.jp/toeic-level-809
さて、上に示した通り、自分が目指すレベルによって必要単語数は全然違います。
もちろん、あてずっぽうに単語を覚えてしまえばいいというものではありません。
そこで、具体的な効率の良い勉強法をお伝えしていきたいと思います。
TOEIC単語対策①
引用:01.gatag.net
さて、単語対策ですが、皆さん普段はどうやって覚えていらっしゃるでしょうか。
まさか、英和辞典を開いて目についた単語から覚えている人はいないでしょう。
もちろん、何かしらの単語帳を買ってそれで覚えていることでしょう。
そこでまず最初は、その単語帳の選び方からお教えしていきましょう。
単語帳の基準はもちろん覚えやすいことが一番です。
そこで単語帳を買うときは、以下の3つの点に注意してください。
1、出やすい順に単語が紹介されているか
2、単語ごとにきちんと例文がついているか
3、同意語や派生語が載っているか
この3つです。
まず1は言わずもがなです。
頻出する単語や、英語の基本となる単語から紹介されていないと、全く実戦に向かないと言えるでしょう。
2は、たとえ単語を覚えている数が多いと言っても
キチンとした使い方を知っていなければ意味がありません。
動詞一つとっても、自動詞なら後に続く前置詞まで覚えて一人前です。
3については、単語の具体的な覚え方で詳しく紹介していきたいと思います。
TOEIC単語対策②
引用:wbg.jp
さて、やっと具体的な覚え方に入りますが、
単語にも色々な種類があります。
名詞、動詞、形容詞、前置詞、冠詞、接続詞……
さて多くの単語の中で、単語帳でそこまでページが取られない範囲があります。
それは前置詞や接続詞などの種類が少ない範囲です。
なぜかと言うと、そもそも覚えておかないと文章が読めない基本的な単語だからです。
よって、単語数で勝負する範囲は、主に名詞、形容詞、動詞の範囲となります。
よって、これらを重点的に覚えていきましょう。
そこでおすすめしたいのが、長文と共に覚えてしまうことです。
学生時代の英語の授業は、一つのセクションについて長文があり、
その中の単語を覚えることを重点的に行っていませんでしたか?
単語を覚えるうえで、何かに関連付けて覚えることは非常に重要です。
例えば、例文や長文が載っている単語帳などは理想的だと言えるでしょう。
その例文や長文を、とにかく単語の意味を理解しながら音読して下さい。
音読→書く→音読の順番で覚えるのが良いでしょう。
単語を瞬間的に覚えるには書き出すのが、長期的に覚えるには音読するのが効果的なのです。
どういった内容やニュアンスでこの単語は出ているのか、というワンランク上の考察までできればなおよいです。
さて、次のポイントを紹介したいと思います。
TOEIC単語対策③
引用:cc-library.net
さて、とうとう単語対策も大詰めです。
最後にご紹介する方法は、①の3で触れた同意語と派生語です。
英語の単語はもちろんかなり膨大な量があります。
しかし、その中には多くの同意語や派生語があります。
だったら、一番簡単な単語さえ覚えればいいと思われるかもしれません。
しかしTOEICのテストにはその同意語が出る可能性は十分にあります。
よって、絶対に疎かにできないのです。
しかし、これら同意語や派生語を別々に覚えていては非常に効率が悪いです。
そこで、これらを一度にまとめて覚えてしまうのが良いんです。
特に注意してほしいのは同意語の方です。
派生語はある程度覚えてくると、自分で推測することもできるようになってくるでしょう。
対照的に同意語はやはりかなりの鬼門です。
予想もしない単語が同じ意味を持っていることもよくあります。
文中で出てくる意味を推測しなければいけないので、他の意味を知らないと致命的になることもあるでしょう。
ですので、単語を覚える時には同意語や派生語を注意しながら覚えてください。
単語帳に載っているのが一番ですが、もしもあまり載っていない単語帳だった場合、
ぜひ自分で書き込んでいってください。
すると、見返した時に両方覚えてしまうことが出来ます。
はっきり言いますが、単語帳は書き込んでナンボです。
決してきれいに使う必要はありません。
自分に合った単語帳は売っているのではなく、そこから自分で作り上げていくものです。
最後に
引用:http://www.s-hoshino.com/wall/natu01.html
ここまでTOEICの単語対策についてご紹介しました。
TOEICの高得点を目指す人にとって、単語対策は決して避けては通れないでしょう。
しかし、単語対策だけに時間を割けないのもまた事実です。
長文や文法の対策についつい目がいってしまい、疎かになる人も少なくありません。
そんな単語対策は、やはり効率が重要視されます。
テスト本番で一番後悔しやすい範囲でもあります。
なぜなら、単語は覚えればできると経験的に理解しているからです。
ぜひ、今回ご紹介した方法を実践してみてください。
周りの受験者に一つ差をつけた勉強をしていきましょう。
⇒ TOEICの勉強法と試験の概要を紹介!