TOEICで500点を取る勉強法
グローバル化する社会で、英語のニーズは日々高まっていきます。
そんな中、TOEICテストで一定の点数が求められるところも少なくありません。
今回は、そんなTOEICテストにおいて、500点以上のスコアを目指す方にお届けする
TOEICテスト対策となっています。
ぜひ最後まで読んで、自分に合った対策を身につけてください。
TOEIC500点のレベルはどれくらいか
引用:01.gatag.net
さて、まずは500点のスコアの基準が知りたいところですね。
英語にまつわるテストは英検やセンター試験など他にもありますので、
それと比較してもどれほどのテストかわかると対策も見えてきます。
さて、肝心の500点のスコア基準ですが
- 簡単な会話ならリスニングできて、受け答えが可能!
- 基礎的な文法を使った言い回しを使ってライティングができる!
リスニングは打ち解けた状態で”How are you?”などの簡単な質問を理解することができる
リーディングは500点は、センター試験で8〜9割を取れる人が初めてTOEICを受けた時に取れるスコアだと言われています。
引用:https://cyta.jp/toeic/c/entry/1874
とのことです。
御覧の通り、リスニングとリーディングに大きく差があることがわかります。
実際、初めて受ける方はリスニングの方が点数が高いと言われます。
そして、リーディングの基準ですが、これは中々厳しいものです。
センター試験を受けたことのある人はわかると思いますが、TOEICテストはあのテストよりも難しいです。
実際、筆者はセンター試験で9割ほど取れます。
そして、英語には自信があるので40分ほど(全80分)で解ききってしまうことが出来ます。
そんな私が初めてTOEICテストを受けた時は、スコアが580でした。
私はリーディングの方が点数が高かったのですが、それでも少しショックでした。
なので、500点には一つの壁があると言われるのも納得できます。
それでは、具体的な対策に入っていきたいと思います。
TOEIC500点への対策 リスニング
引用:story-is-king.com
さて、順番通りリスニングから入っていきたいところですが、
500点のスコアを目指すなら250点は確保しておきたいところです。
そして後に待つリーディングのことを考えると、だいたい目標は280点といったところでしょうか。
一般的にリスニングの方が簡単と言われていますが、
もちろん気は抜けません。
さて、リスニングの構成ですが
リスニングセクション(45分間・100問) 会話やナレーションを聞いて設問に解答 | |
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Part1 | 写真描写問題 6問 1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。 |
Part2 | 応答問題 25問 1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。 |
Part3 | 会話問題 39問 2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。 |
Part4 | 説明文問題 30問 アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。 |
引用:http://www.toeic.or.jp/toeic/about/tests.html
上の大問4つ構成となっています。
このうち、しっかり点を確保しておきたいのはPart1及びPart2です。
TOEICテストは配点が一律の5点ですので、後半の複雑なリスニングで取っても前半でとっても変わらないのです。
なので、できるだけ前半で点数を稼いでおきたいところです。
しかし、TOEICテストは一度しか放送が流れません。
かつ、問題のヒントとなる絵や文章が載っていない問題もざらにあります。
自分の耳だけで、問題と選択肢を聞き取らなければならないのです。
そこで重要となるのは、問題の取捨選択です。
引用:www.pakutaso.com
聞き取れないと感じた問題はすっぱり捨ててしまいましょう。
リスニングは練習あるのみです。
前半できっちり点数を取れるように頑張りましょう。
TOEIC500点への対策 リーディング
引用:lancers.pw
さて、相当難しいと話題のリーディングです。
ここでどれだけ踏ん張れるかが500点へのカギとなります。
さて、気になる構成ですが
リーディングセクション(75分間・100問) 印刷された問題を読んで設問に解答 | |
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Part5 | 短文穴埋め問題 30問 不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 |
Part6 | 長文穴埋め問題 16問 不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。 |
Part7 | 1つの文書:29問 複数の文書:25問 いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。 |
引用:http://www.toeic.or.jp/toeic/about/tests.html
上のとおりとなっています。
さて、TOEICのリーディングテストにおいて最も重要なテクニックをご紹介します。
それは、「速さ」と「正確性」です。
まさにこの2つで勝負が決まります。
リーディングのテストは75分で100問解きます。
すべて解くには一問一分もない状態です。
センター試験を40分で解ける筆者も、リーディングは10問ほど残ってしまいます。
そして、このリーディング最大の難関はなんといっても
最後Part7の大問です。
実際、5や6の大問はそこまで難しくもありません。
7を解くための時間を残すためにどれだけ5、6で時間を稼げるかが問われているだけです。
しかし、7の大問はとてつもない量が出ます。
まず、全問長めの文章で構成されています。
1つの文章に4,5問の問題がついていて、それにこたえていく仕組みです。
しかし、この大問、どれだけ文章を読んでも読んでも終わらないのです。
無くなっていく時間と気力、そんな中に意味が掴めない文章が来たらもう最悪です。
しかし安心してください。
スコア500点を目指すなら、全部の問題を解く必要は全くありません。
むしろ、途中で解くのをやめてもいいレベルです。
スコア500点を目指すなら、絶対に解ききるべきは5、6の大問です。
これは構文や単語、そして長文の穴埋めです。
形式を知ってしまえば即答できる問題も多くあります。
ここでしっかり時間と点数を稼ぐ練習をしてください。
繰り返します、絶対に5,6の大問を解く練習から始めてください。
7の大問は半分ほど解けたら御の字です。
5,6の大問でわからなかった問題の文の点数を埋める大問だと考えましょう。
下手にわからない問題に手を出すより、取捨選択がきっちりできるか。
これが500点の壁を超える大きなカギとなるでしょう。
最後に
引用:schoo.jp
TOEICテストの社会で求められるレベルには、やはり500点以上は多くあります。
しかし、コツさえつかんでいれば500点とはそこまで大きな壁ではなくなるのです。
効率の良い点数の取り方ができるか、これを頭においてください。
ぜひ、ご紹介した対策をもとに頑張ってください。
⇒ TOEICの勉強法と試験の概要を紹介!