TOEICの勉強法!サラリーマンが40歳までにすると役立つ勉強法

会社で英語は補助的に使っている。
そういうわけで、社外で通用するレベルか不安。
実は「ビジネス英語レベルです」と言えるようになりたい。
そんな人に、英語に関連して40歳までにしておくことをご紹介します。
できているべきこと
21世紀初頭から多くの会社で普通にインターネットが使われるようになりました。
今後も国境のないグローバルなビジネスがますます進んで行くのだと思います。
今や普通のサラリーマンも何らかの形で英文の読み書きをしたり、人によっては英語で電話を通じたやりとりをする機会もあるのではないかと思います。
筆者の周辺でも英語のレベルとしては中学校・高校レベルではあるものの、何とかやりくりしている人たちも見かけます。
1つの会社の1つの部署で生涯仕事をしていくのであれば、それで良いのかもしれません。
ただし、グローバル競争がインターネットによって加速された現代社会においては、そのような雇用形態は非常に稀になっていくのではないかと思います。
組織改編によって全く知らない部署に行くことになるかもしれませんし、会社分割・合併によって昨日まで違う会社だった人たちと働くことになるかもしれません。
20〜30代であれば、「これからも頑張ります」で良いのかもしれませんが、40代ともなればコアのスキルがないと新しい人たちから認めてもらうことは難しくなります。
その時に武器になるのが、「ビジネスレベルの英語ができます」と言えることです。
「ココの技術分野のココができます」と言っても相手が同じ土俵にいないと通じないですが、「英語ができます」というのは総務・人事・事業・開発部門の誰が聞いてもわかります。
社外に通じる英語を習得する上で課題になるのは「速く英文を書く」「電話でも英語で話せる」「仕事や自分を英語で表現できる」です。
テンプレート化
まず、社内だけでなく社外でも使える英語の適用分野を列挙してみます。
一般的には電話応対・メール・プレゼン・会議運営等ですが、プロジェクトマネジメントのような専門分野であっても構いません。
次にそれぞれの適用分野についてテンプレート(定型)化してみます。
ビジネスというのはインプットがあって、それに価値を加えてアウトプットする継続的な活動です。
Output = Job(Input)
これが基本原理だということを踏まえた上でそれぞれの仕事について具体化するためのテンプレートを作っておくと良いと思います。
テンプレートは最初から完璧なものを作る必要はなく、使いながら改善していけば良いと思います。
その改善行動自体が非常に勉強になります。
いくつか例を挙げます。
電話:
「誰」から「何」を得て、その後「どうする」
メール:
Subject:要件を簡潔に / Body: 背景と目的・依頼事項・今後の予定
会議:
「何」を確認して、その後「どうする」
これらは最低限のポイントですが、事前に埋めておけば仕事のポイントを外しません。
使いながら改善する
次にテンプレートを実際に使って改善していく方法について説明して行きます。
テンプレートを使う時はできるだけ全て埋めるように努力してみますが、埋まらない場合は、なぜ埋まらないかの原因を考えてみましょう。
埋まらない原因へ対策することによって仕事力と英語力の両方がつきます。
メールの例で「背景と目的」がない場合はそもそもそのメールは必要ないのかもしれません。
例えば、「依頼事項」が「商品企画資料の提出」だったとします。
依頼者はとりあえず資料を作りますが、それが本当に狙い通りのものか知る由もありません。
ここで「30歳前の女性社員にレビューさせるために」という目的を付けるとどうでしょうか。
より読み手がわかりやすく読めることも考慮して資料を作れば良いということがわかります。
文章としては例えば次のようになるでしょう。
Background and purpose: To have review by female employees around age of 30.
仕事のできる人ほど「目的」を重視します。
より依頼者の意図にあった仕事として仕上げたいと思うからです。
自分を振り返る
社外でも通用する人間になるために、もう1つ不可欠なことがあります。
定期的に自分の実績・スキルを振り返り、必要ならば改善とスキルアップ・キャリアアップを図ることです。
そのためには業務経歴書を書くのが一番です。
それも英語で書くと論理的に整理されてかけるので、おすすめです。
社会のニーズとして「英語ができること」がありますが、英語だけなら話せる人は沢山いますのでアピールにはなりません。
英語で「何ができるか」が重要であったりします。
例えば、英語で国際的なプロジェクトマネジメントができるとか、英語で他社と製品の共同開発ができる等です。
それが個人の強みになります。
それらを明文化するためにも、英語で業務経歴書を書いてみましょう。
例で説明します。
英文構成の勉強になりますので、オーソドックスなパターンで説明します。
レジメ(résumé)を作る
業務経歴書はレジメと言い、海外の会社ではこれしか見ないところがほとんどです。
JIS規格の履歴書で「どこどこの小学校を卒業した」とかはどうでも良い話のようです。
では、レジメの構成を説明します。
・趣旨
業務経歴書は相手に自分をアピールするものです。
端的にいうと「何ができるんですか?」「他の人とどう違うんですか?」ということに応えていなければなりません。
「課長をしました」とか「どこどこの部署に何年いました」という存在を示すだけの話には価値を見出しません。
それが日本企業と海外企業の違うところです。
・構成
相手は「業務経歴書」ということをわかっていますので、長い前置きは不要です。
最初から何をしてきたか・できるか・特徴(得意なこと)の要約を書いて行きます。
次はそれぞれの詳細を書きます。
最後に特記事項です。
こうして見ると「概要」「詳細」「結び」と英語のスタンダードな構文になっていることがわかると思います。
具体的に見ていきましょう。
Professional Summary
概要を書きます。過去のこと、現在のこと、時制に注意して書いてください。
例)Have experience of product development and R&D.
Skill
得意とする能力を書きます。誰でもできることを書かないようにしましょう。
例)IT Project Management for highly complicated situation with various stakeholders.
Professional Experience
いよいよ経歴となります。能力と違って「してきたこと」なので、時制に注意して下さい。
例)Senior Project Manger (Jun. 2015 – Feb.2016)
– Transformation IT project budgeted at $71 million.
– Various stakeholders including overseas business partners.
Education
– 学歴を書きます。
例)ABC University Bachelor of Thermodynamics
Awards
– 社内外で受賞した賞を書きます。
例) Company Design Award for third year in a row. (2015)
※ In a rowとは「~連続で」という意味です。
Language / Certifications
語学含めた資格等を書きます。
例)English TOEIC Score 965 2014
Other experience
その他の経験等を書きますが、ここら辺では書き手は大体疲れているので流れてしまいがちです。ただし、読む方は疲れていないので、実は重要でアピールすべきことを再度研ぎ澄ませて書くのが有効です。
例) Can carry out very complex IT project with experience of both business and engineering based on communication in business level English.
こうやってまとめると、自分が他人と違うところ、足りないところが分かってくると思います。
足りないところを補完し、良いところをさらに研ぎ澄ますように改善していけば良いです。
長くても3年に1回は見直して継続的な改善をしていきましょう。
まとめ
日本企業に長くいると、自分の市場価値というものがわからなかったり誤解するということが起きてきます。
特に英語で仕事をするとなると顕著になります。
まずは電話・メール・会議等の基本的なことを英語で定型化することから始め、業務経歴を振り返りながら、「英語でできるプロフェッショナルなスキル」を研ぎ澄ませていくというのが、「急がば回れ」で良いと思います。
もちろん、TOEICテストを定期的に受けてスキルを定量化することも、お忘れなく!
⇒ TOEICの勉強法と試験の概要を紹介!