TOEICの勉強法!計画を立てて受検しよう
・留学も経験して、英語力もアップしたはずだからTOEICを受験しておこう。
・英検は持っているけれど、就活で重視されるTOEICスコアも保持しておきたい。
・転職で有利になるようにTOEICを受験しないといけない。
上記のように考える人は多いですが、実際にTOEIC受験までたどり着ける人の割合は多くはありません。
漠然と、TOEICを受験しなければ・・・と思い続けて何年も経ってしまうケースも少なくありません。
日々やることに追われている社会人は、TOEIC受験を自分の年間計画に入れてしまわなければ、後回しになってしまいがちです。
この記事を読むことで、TOEICの受験日を決定し、計画的な勉強法策定に必要な情報を得ることができます。
TOEICを受験する目的は人それぞれですが、スコアを取得することで何らかの可能性は広がるはずです。
そのためにも、まずは第一歩としてこの記事を読んでみてください。
TOEICテストの日程紹介
上記のように英語が混ざったイラストや、英文を街中で見かけたときは、ちょっと立ち止まって考えたり意味調べをすることが英語上達に効果的です。
コンパクトな電子辞書をカバンに常に入れて持ち歩くと、手軽に意味調べができておすすめです。
specific(明確な)、measurable(予測できる)、accepted(確率した)、reasonable(無理のない)、time-bound(期限を定めた)これらすべてを兼ね揃えればsmart(賢い)のでしょう。
It’s effective to put time-bound goal when studying English.
英語を勉強するときは、期限を定めた目標を置くと効果的です。
まずは、いつTOEIC受験をするか、期限を定めてしまいましょう。
TOEIC L&R(リスニング&リーディング)公開テストは、毎年10回開催されます。
開催月は、1月、3月、4月、5月、6月、7月、9月、10月、11月、12月です。
TOEIC試験がないのは、2月と8月だけなんですね。
猛暑と極寒の月は、TOEIC会場に行くのも大変ですからね・・・。
英語力を証明する唯一の国家試験である通訳案内士試験は年1回だけですし、英検も年3回程度なので、TOEICは日程的には受験しやすいといえます。
ただ、この豊富な試験回数ゆえに、「いつでも受験できるから」と後回しにされがちな面もあります。
何月にTOEICを受験するか決めたら、早速申込をしてしまいましょう。
TOEICの申込方法には、オンラインとオフラインがあります。
パソコンやスマホでネット環境が整っている人は、オンライン申込が便利です。
TOEIC SQUAREへの無料会員登録をまず行い、ログインページからログインします。
そのまま指示通りに記入して画面を進めていけば、申込完了です。
自分名義のクレジットカードを持っていない人は、受験料の支払いをコンビニエンスストアにするか、最初からコンビニ端末申込を利用できます。
コンビニ端末申込の方法は、コンビニによって操作方法が異なります。
セブンイレブンなら代金払込票と申込内容確認書の控えと領収書、ローソンとミニストップなら案内と詳細、明細書兼領収書、ファミリーマートなら申込詳細と明細書県領収書を応募後は保管しておく必要があります。
直近3ヶ月以内にTOEIC受験する人の学習計画
The most powerful thing about time is it changes.
時間の最もすごいところは、変化することである。
集中して英語を勉強しても、ぼーっと過ごしても同じように時は過ぎていきます。
TOEIC申込をして受験日が決まったら、あとは計画を立てて実行するのみです。
今から直近3ヶ月以内にTOEICテスト本番を迎える人の、計画の立て方と勉強法をご紹介します。
まず、できるだけ早く、今日この場ででも受験日までの計画を立てしまうことです。
毎日何をするか事細かに計画するのではなく、最低限のノルマを課すのです。
勉強の軸とすべきは、まず英語長文読解、そして、英文の書き取りと音読です。
あれ、英文法は?
リスニングも必要でしょ?
当然、そんな疑問が湧くでしょう。
英文法書を開いて苦手な単元を読み込み例文を音読・書き出す、TOEIC本番形式のリスニング問題に取り組むことももちろん大事です。
ただ、これらは英文長文問題に取り組み復習をすることで、同時に行うことができるのです。
英文法も、長文で現在完了や分詞構文など苦手な文法が出てくる度に、文法書を開いて確認する方が、楽に早く身に付きます。
正しい発音をインターネットや電子辞書で確認して、音読することで、リスニング対策にもなります。
自分が正しい英文を話すことができれば、当然聞き取って理解することもできるからです。
具体的な勉強法としては、まず最初に2ヶ月間は自分のレベルに応じた英語長文問題集で、毎日最低1長文は取り組みましょう。
日々のタスクとしてしまうのです。
ダラダラと辞書を引きながら解くのではなく、最初は何も見ずに時間を決めてテストだと思って取り組みます。
解答合わせをしたら、早速復習に入ります。
まずは、声に出して英語の長文全文を読みます。
このとき、発音がわからなければ全て調べて発音記号を書き込みます。
カタカナで書かないように、これは注意してください。
カタカナで発音表記してしまうと、英語の正しい発音が身に付かないからです。
発音記号を見ながら、正しい音声を聞いてその単語を覚えれば、早かれ遅かれ発音記号を見ただけで正しい英語の発音ができるようになります。
英文を読んだら、和訳を黙読します。
そして、一英文、一和訳をセットでノートに書き出していきます。
レベルに応じて、全ての書き出しが必要な人もいれば、中・上級者なら初めて見る英単語や苦手な文法表現が含まれた英文だけを書き出せば十分です。
いよいよ本番ラスト一ヶ月前になったら、TOEIC公式問題集などで、本番形式のリーディング問題をどんどん解いていきましょう。
できれば毎日Part7と同量の問題にチャレンジできると、最後の一ヶ月で相当力がつくはずです。
最初の二ヶ月で自分のレベルに合わせた基礎固めをした成果を、存分に感じながら勉強してください。
半年~1年の長期スパンの勉強計画
大学に入学したばかりで今は英語は全然だけれど、就職活動が始まるまでにはTOEIC900点を超えたい。
仕事で日々忙しいから短期集中で勉強するのは物理的に無理、長期スパンでTOEICスコアを上げていきたい。
そんな長期戦でTOEICに挑む方のために、効果的な勉強法と計画の立て方をご紹介します。
①TOEICを受験してみる
長期戦であっても、まずは練習と現在の実力チェックのためにも、TOEICを受験することをおすすめします。
短期型の勉強ができないことはわかっていますが、それでも現状の英語の実力を客観的なスコアで把握しておくことは役立ちます。
本試験を受けたことがない状態だと、結局ずるずると2年3年、あっという間に過ぎてしまいます。
一度でもTOEICテストを受けることで、「これではまずい!」と気合も入るものです。
②平日と休日に必ずやることを計画する
TOEICは長期戦だから、先に仕事をしよう・・・論文を書こう・・・と、後回しにしてしまうと結局何の準備もできないまま時間が過ぎてしまいます。
目標のTOEICスコアを取得すると決めたら、今日からでも計画を立てて実行することが何より大事です。
平日と休日で、英語の勉強に充てられる時間がちがうと思いますので、自分のライフスタイルにあった計画を策定します。
このとき、細かく勉強方法の予定を立て過ぎない方が計画倒れにならずに済みます。
リスニングとリーディング、それぞれの勉強タスクを考えます。
具体例として、平日は通勤時間中も利用して英字新聞(または英語の本や英語長文問題など)を必ず読み、夜は1時間英語のニュースやラジオ講座を聞く時間に充てる。
休日はTOEIC公式問題集にリーディングとリスニング、1セクションずる取り組み、復習としてノートに5ページ分の英文を書き出す。
英語能力のレベルが変わるとやるべきタスクの内容も変わってくるので、計画は1ヶ月ごとに立ててもいいでしょう。
スケジュール帳の月カレンダーに、毎日の英語勉強タスクを書き込んでおいても、自分へのリマインドになります。
まとめ
Let’s just stop wasting time and start studying English by making a good study plan for TOEIC!
時間を無駄に過ごすのはやめましょう。TOEICの勉強計画を立てて、英語の勉強を始めましょう!
TOEICは日本国内で、特にビジネスに必要な英語力を証明する民間試験として、高い知名度を誇ります。
就職・転職など入社時だけでなく、昇進や昇格にもTOEICスコアが関わってくる会社が増えています。
ただ漠然と、いつかTOEICの勉強をして、受験をしないと・・・と思っているだけでは、時間は無情に過ぎていきます。
今日、今この記事を読んでいる時がスタートです。
明確に目標を定めるためにも、まずはTOEIC申込をすることをおすすめします。
そして、日々忙しい中でもなんとか計画したタスクだけはこなすように心がけていると、自然と英語と向き合う時間が増えていきます。
英語は勉強した時間に比例して、確実に上達します。
⇒ TOEICの勉強法と試験の概要を紹介!