TOEICの勉強法! TOEICスコア900、英検1級、英語講師歴16年の管理人がお伝えする最良のTOEIC勉強法を紹介!

TOEICの勉強法!映画・ドラマで効率的に800点を超える! リーディング編

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この発信された英語を有効活用してリーディングを勉強する方法をご紹介します。

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ハリウッドは英語の発信地

c5-01映画を日本語字幕なしで観ることができたらというのは、英語を学び始める人が誰しも持つ夢の1つだと思います。
私も特にドラマを教材として英語を学ぶことをしてきましたし、今もしています。
最初は漫然と観ている・聴いているでもよいのですが、それでは文脈が理解できるレベルまでに到達するのは難しいと思います。
TOEIC対策に役立てるために意識して楽しむポイントを解説します。

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映画・ドラマの特徴

映画・ドラマには次のような特徴があります。
・映像でしか得られない 表情,感情
映画・ドラマは映像は音を同時に提供してくれます。
それは単なる絵や音だけでなく、表情や感情をともなってくるので、心の深いところまで到達し、より記憶に残りやすい形になってます。

・ストーリー
普通の人々の日常では、ストーリーを意識しながら生活するということはないと思います。
映画・ドラマはまず脚本・ストーリー執筆から入りますし、そのためのライターというのがいます。
必然的に映画・ドラマはストーリーラインにそって制作されていき、ある程度のパターンがあります。
例えば、次のようなパターンがあります。
「最初は導入で静かに始まり、それから問題が発生する、それを解決しようとヒーローやヒロインが奔走し、最後になんとか一件落着する。」
このようなストーリー・パターンも記憶に定着することを助けてくれます。

・時間、空間を自在に
映画は約2時間、テレビドラマは1エピソード約45分と時間枠がほぼ決まっています。
映画作家や監督はこの時間内にうまく収めるように制作をしていきます。
1年が2時間になったり、1日が45分になったりします。
時間を切り取ったり、圧縮するということが自在にできるのです
ジャックことキーファー・サザーランドが主演したドラマ「24」は珍しく、実時間で進行するものでした。
この場合でも、アメリカと中東で刻一刻と場面が切り替わる等、空間の方を瞬間移動させて伝えてくれていました。
それ以外の捜査もののドラマでもFBIが事件現場から本部へ瞬間移動します。
車で移動しているところをダラダラと流したりはしません。
また、同じ人やものを見せるにしても、アップになったり、遠くから引き気味で見せたりと構図も様々です。
このようなことは日常生活では決してないことだと思いますし、逆に時間と空間を凝縮してくれるので、印象に残りやすいということも言えます。

・映画とドラマの違い
映画はドラマと違い、「続きは来週」ということはなく、2時間という時間内に結論まで行ってしまいます。
その時間枠で全てを伝えなければならないわけです。
ですから、ドラマに比べて、より選ばれた場面(カット)を凝縮した内容になっています。
一方で、ドラマは映画に比べて時間枠が多いですから、冗長性があり、実生活に近いものがあります。
例えば、
「主人公が学校の帰りにケーキ屋によって、店員の女性と雑談をしてから家に帰り、友達とSkypeを始める。」
といったことがドラマでは入りますが、映画では次のようになります。
「主人公が家に帰ったら、いつもと違う家族の雰囲気に気づき、、、」
といった感じです。
ですから、映画だけでなくドラマを観ることも実用英語を勉強する上で役立つのです。

続いて、映画・ドラマをTOEIC対策にどう役立てるかを理解するために、TOEICスコア700超の受験者達の弱点を見ていきましょう。

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受験者レベルと弱点

国際ビジネスコミュニケーション協会ではTOEICの各スコア別に長所と弱点を公開しています。

c0-0002引用:http://www.toeic.or.jp/toeic/guide04/guide04_02/score_descriptor.html

対策をする上では、長所よりも弱点のほうが参考になります。
リーディングについて、レンジとしてはスコア325〜420を想定し、到達しなければならない目標は次のようになります。
・情報をもとに(”誰に”、”何を”、”何のため”を)推測できる
・具体的な情報を見つけて理解できる

そして、弱点(課題)を要約すると次のようになります。
★広い範囲にわたる情報の関連付け
★難しい語彙
★良く使用する単語の例外的表現
★慣用的使用法
★似た意味で使われる複数の単語の区別

★印をつけたものが、映画・ドラマに関連させた方がより対策できるものです

まず、映画情報があるサイトをご紹介します。

・最初は映画またはドラマの配給元が運営する公式サイトです。
ここには概要(Synopsis)と、ドラマであれば各エピソードのあらすじ(Premise)が書いてあります。

・情報が足りない時はIMDB(Internet Movie Database)という映画情報サイトを見てみましょう。
www.imdb.com
数ある映画情報サイトの中で、最もリンク数が多いと思います。
ドラマのエピソードあらすじについては、公式サイトより少しだけ詳しい情報が載っていることもあります。

では、それぞれの課題について映画・ドラマに関連させた取り組みを説明します。

広い範囲にわたる情報の関連付け

この課題への対策は、ドラマが向いていると思います。
Heroesを例に説明します。
Heroesは2006年からNBCで放映されたアメリカの人気SFドラマであり、2015年には続編の”Heroes Reborn”が放映されています。

公式ページへ行ったら、まず、最初にStorylineといって、全体の話を俯瞰している文章を読んでおきます。
これを読まないで、いきなり個別エピソードのあらすじに行くと、よくわからなくなってしまいます。

c6-01引用:http://www.imdb.com/title/tt0813715/

<概説>
People all over the U.S start to realize they have special abilities, like telekinesis, healing abilities, flying powers, time travel, invisibility, and the ability to absorb other’s abilities. One man, known as Sylar, wants to gain all the power of these “heroes” so he can be the most powerful and evolved human of all, and stops at nothing to gruesomely kill these people. In order to protect themselves from him, these people must help one another before Sylar can destroy them all, while they each deal with problems of their own.

超能力を持ち始めたヒーロー達と1人の悪役について語られています。

次にエピソード個別のあらすじを読んでいきます。

<あらすじ>
In Manhattan, Peter Petrelli is the younger brother Nathan Petrelli an overly ambitious and unscrupulous candidate for the next New York congressman, and he dreams and believes that he can fly. He decides to prove his theory and jumps from the roof of a building in an alley and his brother flies and saves him.

ピーターは自分が飛べると信じて、ビルから飛び降りたところを、実はピーターの兄が飛んで助けに来たという話になっています。
これはエピソード1のあらすじで、概要がわかったら、次のエピソードへ進むということを繰り返していきます。
ポイントはエピソードを順番に読んでいくことです。
順不同に読んでいくと迷子になって、わからなくなります。
3つのエピソードあらすじを読んだくらいのところで、その3エピソードを要約してみましょう。
うまく要約できるということは、広い範囲の情報を関連付ける力がついているということです。
そのレベルになったら、次のエピソードへ進み、全てのシーズン、エピソードが終了したならば、違うドラマで同じようなアプローチをして下さい。

難しい語彙

難しい語彙も公式ページには満載ですので、例で説明します。
邦題”グランドイリュージョン” (原題:”Now You See Me 2”)という映画の概要です。

c6-02引用:https://www.lionsgate.com/movies/nowyouseeme/

<概説>
In this visually spectacular blend of astonishing illusions and exhilarating action from director Louis Leterrier (CLASH OF THE TITANS), four talented magicians mesmerize an international audience with a series of bold and original heists, all the while pursuing a hidden agenda that has the FBI and Interpol scrambling to anticipate their next move.

見慣れない単語があるのではないでしょうか。
いくつかピックアップしてみます。

Exhilarating – 爽快
Mesmerize – 魅了する
Hidden agenda – 隠れた計画

エンターテイメントの場合、容赦なく見慣れない単語が出てきますので、少しずつ覚えて下さい。
3つ出てきたら1つは出現率の高いものが含まれています。
例えば、”hidden agenda”というのは他の映画のセリフ中にもよく出てくる言葉です。

良く使用する単語の例外的表現

既出の単語の組み合わせだと、意味がわかっていると思い、誤解釈してしまうものがあったりします。
例えば、アクション映画では”security detail”という言葉が頻出しますが、「警備の詳細」という意味ではありません。
例えば次のように使われたとします。
Where is a security detail?
「警備の詳細はどこか」ではありません。
“security detail”とは特別な任務のために設けられた警護班、日本的に言うなら用心棒みたいなものです。
このように誤訳で聴き流していることばがいくつかあると思いますので、わかっているなと思っても、再確認するのが良いと思います。

慣用的使用法

慣用表現も同じく”Now you see me 2″で説明します。
公式ページで概要に以下の記述があります。

a tech prodigy who threatens the Horsemen into pulling off their most impossible heist yet. Their only hope is to perform one last unprecedented stunt to clear their names and reveal the mastermind behind it all.

いくつかピックアップして説明します。

threatens A into B – Aを脅してBさせる
pull off A – 難しいAを何とかやり遂げる
clear one’s name - 汚名を晴らす

最後の”clear one’s name”は「名前を消す=世の中から存在を消す」ではないことに注意して下さい!
例えば以下のように使われます。

Speaker A) Why are you doing this?
Speaker B) I need clear her name in this country.

文脈から行くと、「汚名を晴らす」「名前を消す」とのどちらの意味にもとれてしまいます。
ただし、この前後の会話を聴くと「汚名を晴らす」という意味らしいというのがわかってきます。
やはり、聴き慣れた単語であっても、新しい連語の使い方を見たときは辞書で確認しておいた方が良いでしょう。

もう一つ頻出する慣用表現は”You tell me.”です。
これは「君が僕に告げる」→「そっちが言ってよ」という意味で、次のように使われます。

Speaker A) Where is your wallet?
Speaker B) You tell me.

A) 君の財布はどうしたんだい?
B) お前が知ってんだろう。(とぼけんじゃないよ)

似た意味で使われる複数の単語の区別

この課題は映画そのものでよりも、公式サイトやレビューサイトで多く出てくるので、是非、興味を持ちながら覚えて下さい。
それほど難しくないものから覚えていくのがコツです。
いくつか例を挙げます。

Outwit = Outsmart = 裏をかく
Out + Aで、「Aを超えている」「Aの範疇ではない」という意味になります。
Outwitですと、相手の賢さを超えるということです。

次の例です。
Try my luck = Take my chances = 一か八かやってみる。
“take my chances”の方が頻出で、例えば、次のように使れます。
Speaker A) Are you really sure you are gonna go there alone?
Speaker B) I’ll take my chances.

まとめ

「映画で英語」というと、本編の視聴を中心に行っていた人が多いと思います。
映画本編では話し言葉ということもあって難解な言葉は少ないですが、映画を取り巻く読み物ではいろんな表現が多用されています。
むしろ、活用次第で有効なTOEIC対策になるということです。
今後は映画本編だけでなく、ホームページや書籍での解説もお楽しみください。
もちろん、英語版をです。

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