TOEICの勉強法!900をこうやって超えた!

この記事では、私の実体験を率直にお伝えしていきます。
TOEIC900点を超えるための勉強法を紹介するノウハウ本は沢山出版されていますが、正直個人的には疑問に思う内容も多いです。
どの勉強法が正しいか、正しくないかではなく、自分に合った勉強法であるかどうかが大切です。
ここでは、私がTOEICで900点を超えるまでにやってきた勉強法を包み隠さずご紹介します。
後になってみると、費用対効果が見合わない勉強法もありましたので、そうした失敗談もざっくばらんにお話しします。
この記事のContents
NHKラジオ英語講座をフル活用
中学に入学してから初めて英語を習った私が、大学在学中に英検1級、20代半ばでTOEIC900点超えを達成するまで、ずっとお世話になったのがNHKラジオ英語講座です。
今から20年前は1冊300円程だったテキストは、値上がりしたとはいえ今もワンコインでおつりがきます。
中学~高校までは家が裕福ではなかったために、英語ネイティブ講師が教えてくれる英会話教室などに通うことはできませんでしたが、毎日ラジオでネイティブの英語を聞くことができました。
同じ発音で言えるように何度も口に出して練習をして、その日のレッスン内容も一文ずつノートに書き出して勉強しました。
20年前と変わらず今も遠山顕さんが講師担当の「英会話入門」で紹介される歌はあまりにも歌い過ぎて、今も完全に覚えている曲がいくつもあります。
When I was young I’d listen to the radio waiting for my favorite songs.
CARPENTERSの有名なYesterday Once Moreの一節は、自然に口ずさんで覚えましたが、TOEICでも必須の分詞構文が出てきます。
as I was waiting for my favorite songs
お気に入りの曲を待ちながら
I’d listen to the radio
ラジオを聞いていた
これを、分詞構文を用いることで1つの英文にしているわけです。
こうした文法的な解釈は後から学び理解できるようになりましたが、最初に文法構造から入っていたらより難しく感じられたでしょう。
NHKラジオ講座のテキストは、多くのネイティブスピーカーや有識者の目によって精査された内容なので、非常に安定感があります。
私は現役の英語翻訳・通訳者ですが、今も「ラジオ英会話」「実践ビジネス英語」は毎日聞いています。
TOEIC対策にも、この2冊が特におすすめです。
愛用書は辞書
TOEIC900を達成するまでには、辞書を頻繁に活用した時期と、面倒になって辞書を使わなかった時期がありました。
辞書を使わなかった時期には、TOEICの点数が880から一気に800まで落ちてしまいました。
帰国子女の多い国際基督教大学(ICU)に入学した私は、このとき「どうせ中学から日本で英語を学び始めた私は、帰国子女の彼らには勝てない」と思い込み、スランプに陥りました。
そして一度は、英語と全く関係のない仕事に就いたものの、やはり英語を活かした仕事がしたいと思い直し、再び英語の勉強を開始しました。
仕事もしていたので、もっぱら独学でしたが、そこで得た教訓は「生粋の日本人でも独学でTOEIC900は達成できる」ということでした。
毎日、通勤電車の中ではひたすらTIMEを読みました。
コンパクトながら例文が豊富に入った、当時5万円もした電子辞書を持ち歩き、わからない単語の意味をTIMEにぎっしり書き込んでいきました。
友達と待ち合わせをしているときでも、気になる単語を見かけたら、品詞や用法まで電子辞書でチェックしていました。
自宅の机上の学習では、紙の英和辞書と英英辞書を活用していましたが、外出時は断然コンパクトな電子辞書がおすすめです。
辞書さえあれば、怖いものはありません。
わからない単語はすぐにチェックして、語彙をどんどん自分のものにしていけばいいのだと、ごく単純なことですが大切な気付きがありました。
発音は基本的に発音記号で確認しますが、時に記号だけではイメージできない音もあります。
たとえば、bureaucracy、自信を持って発音できますか?
官僚という意味で、難解単語ですがTOEICにも頻繁に登場する、実用的な語彙です。
こうした発音の難しい単語も、電子辞書であれば気軽に音声確認ができて便利です。
the elite bureaucracy interacting with the corporate sector
産業界と結びつくエリート官僚たち、こんな危険な表現はTOEICには出てこないかもしれませんが・・・。
大手英会話スクールはイマイチ
I love to learn, but I hate to be forced!
学ぶのは好きだけれど、強制されるのはいや。
・・・というわけでもないのですが、月謝1万円程度を支払って、グループレッスンで毎週決められたお題を40分程度話すという内容。
大手英会話スクールの中では安価な部類でしたが、年間で12万円。
TOEICの市販教材やCDがどれだけ買えるだろうと考えると、費用対効果は見出せませんでした。
個人レッスンなら、料金は2倍で悩ましいところです。
それならいっそ、英会話スクールには一切通わず、無料の国際メール友達を探すサイトを活用して英語でメールのやり取りをして、Skypeで話すようにした方がお金をかけずに英語力を向上できます。
とはいえ、結局今もスクール月謝を支払っています。
矛盾しているようですが、自分で稼いだ収入の使い道は自由なので、いつでも好きなときに予約をして40分英語ネイティブスピーカーと英会話ができるメリットを「高いな」と感じながらも享受しています。
レベル分けされているとはいえ、一番上のレベルでも発音のひどい生徒さんは多くいます。
そんなときは、お金を支払ってまでこんな発音を聞かなければいけないなんて・・・と意地悪心が先立つこともありますが、語彙力・文法力は確かな生徒さんたちなので会話の中身を楽しむようにしています。
TOEICは通常スピーキングテストはありませんが、スピーキングとライティング力を図るS&Wの受験を考えている人は、スピーキング力向上も課題の一つになります。
英文長文読解などを通して培った語彙や文法を、英会話を通じてアウトプットすることで、しばらく英語から離れても忘れない記憶の深層に根付かせることができます。
英会話スクールに通わずとも、日本にいながら無料で英会話をすることもできるのです。
訪日外国人が急増している今、観光地には日々多くの外国人が集います。
下記のように勇気を出して声をかけてみると、英語力の向上はもちろん様々な気付きや発見があります。
Hello, my name is Kenta.
I’m a Japanese student and studying English to be an exchange student.
Is it OK to have some conversation with you in English for a couple of minutes?
まとめ
英語に出会ってからTOEIC900点を超えるまで、12年間かかりました。
長いようにも思いますが、母国語であっても12歳の国語力ではビジネス文書の表現や難解な言葉は理解できないでしょう。
そう考えると、わりとスピーディーに英語力を向上させた方かもしれません。
英語を勉強する原動力となったのは、私の場合は大好きな洋画でした。
中2の頃に見た、「ウエストサイド物語」の光景が忘れられなかったのです。
いつかあの世界に自分も入りたいという夢を抱き、安価で手に入るNHKラジオ英語講座による勉強に精を出しました。
TOEICを最初に受験したときは、留学という目標を叶えるためでした。
翻訳・通訳者となった今でも、辞書を片手に洋画を見ては、生きた英語を学んでいます。
TOEIC900点を超えたときは、どこで点を稼ごうとか、戦略的なことはほとんど意識しませんでした。
逆に言えば、オールマイティにどのパートでもほぼ完ぺきに解答していくことが求められるレベルなのです。
でも、構えることはありません。
英語は勉強し続けさえすれば、必ず伸びます。
It must be you who accomplish your own goal.
⇒ TOEICの勉強法と試験の概要を紹介!