TOEICの勉強法! TOEICスコア900、英検1級、英語講師歴16年の管理人がお伝えする最良のTOEIC勉強法を紹介!

TOEICの勉強法!王道の勉強法 リスニング編

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リスニングは会話を成立させるための重要なパートです。リスニング・スコアを上げるということは、会話力の上達にも繋がります。私の英会話習得経験を通じて習得したリスニング勉強法をご紹介します。

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リスニングは会話の一部

英検を受けていると、日本人は読み書きの方が聴き取りよりも良さそうな気がします。
TOEICについて言うと、リーディングよりリスニングの方が得意のようです。

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引用:http://www.toeic.or.jp/

これは良いニュースです。
ポジティブにとらえて、是非頑張りましょう。
英語を聴き取れない時の最大の壁が、独特の語順で長文を話された時です。
最初の5単語位は付いて行けても、最後は何を言っているか分からなくなります。

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どうして、こうなるかと言うと、聴くだけで良いと思い、返答をするという気持ちで聞いていないからです。
返事を返すという前提で聞いていれば、語末に出てくる時間とか場所等の重要な語句は聞き逃すまいという気持ちになるはずです。
また、返答を考えて話す時間も必要になりますから、聴き取った内容の分析に時間をかけている暇はありません。
つまり、聴くという行為に100%の脳力を振り向けなくても、聴き取れる脳になる必要があるのです。
このような脳になることがTOEIC受験においても有効です。なぜなら、英語が流れた後には設問に答えなければならないからです。
ですから、リスニングは単体で勉強するという手もありますが、会話の一部という位置付けで進めた方が、TOEIC受験という視点でも効果があるのではないかと、私は思います。
では、このような勉強法を進める上でのリスニングの課題から見ていきましょう。

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リスニングを上達させるポイント

・聴き取りのスピードを上げる
聴き流すのではなくて、英文・英単語を聴きとれている

・理解のスピードを上げる
聴きとった英文をリアルタイムに有意化する

・長文理解
文末まで聴きとり、文脈を理解できる

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次にこれらの課題に対する解決策を解説します。

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上達ポイントの押さえ方

・聴き取りのスピードを上げる
連射される単語を処理する聴き取りでは、”音を捕らえる”+”有意単語に変換する”という2つが捌き切れるだけの音声処理速度が必要です。
それには語彙・用法を勉強するのは基本として、”速さへの慣れ”が必要です。
速さに慣れるには、より速いもので練習するのが定石です。
例えば、野球で80km/hの球を打てるようになるためには、同じ速度で練習しても当てるのが精一杯という状態のままです。
100km/hの球で練習した方が効果的です。
なぜなら、80km/hの球が来た時に、余裕を持って見ることができるので、当てるだけでなく左右のどちらに打つかをコントロールできるようになります。
聴き取りも同様で、早い速度で練習しておけば、通常速度で話された時に余裕を持って対応できるようになります。
この時、注意することは、聴き流しと聴き取りを分けて練習することです。
聴き流しは早めの速度で、50%程度聞き取れたら良いという感じで進めます。
これで、速度感に慣れます。
聴き取りは、100%意味がわかる速度まで落として、必要なら何度でも聴く練習です。
この2つを組み合わせることにより、速さと構文理解に慣れてきます。

・理解のスピードを上げる
聴き取りができたら、次に理解のスピードを上げます。
目標としては英語→日本語の変換をしなくても、英語で理解できる英語脳になることを目指します。
そのためには、リスニングに続く後工程を意識しながら聴いてくことです。
例えば、駅の切符売り場で、後ろに人が沢山並んでいたとしましょう。
普通、操作を速めて急いで買おうとしませんか?
リスニングも同じです。
聞いた後に”返事をする”という工程があれば、その前工程の聴き取りはより速くしようということになります。
式で表現すると以下のようになります。

会話 = 聴き取り + 理解 + 返答作成 + 話す

相手が話してから、こちらが1、2秒で返事を返すことを考えると、聴きながら内容の理解と返答作成をしていることがわかると思います。

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これを実現するためには、(一人で読んでいる)朗読文よりも会話文を聴いて覚え、実際に使ってみることです。
実際は音声素材を用意し、再生速度を変えることにより勉強をします。
詳細は後述します。

・長文理解
長文を理解するということをもう少しわかりやすく言うと、”文末まで迷子にならずに付いていく”ということです。
ご存じのように英語は最初に一番言いたいことが来て、後から修飾子がつながってくるという語順です。
一方、日本語は修飾子を最初に付けて表現する言語です。
例えば、

”昨日聞いた彼のアイディアは良いんじゃないかと思う”

”良いんじゃないかと思う。彼のアイディア。昨日聞いた。”

とすると、分かりにくいですね。
この翻訳ロジックを中学生の頃から植えつけられているので、聴いた単語を並べ替えようとします。
そのためには、文頭の単語を一時記憶しておく必要があり、そのうち記憶領域が溢れます。

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結果として、理解の速度が追いつかないのです。
ここまで来ると、対策はもうお分かりかもしれません。
発音された順番で理解できる脳にしてしまえば良いのです。
それが英語脳です。

実用素材を活用

それでは、具体的な勉強方法について解説していきます。
私の経験からコンテンツと再生速度の組み合わせで良いと思うものをご紹介します。
速聴の練習にはニュース番組が向いています。
毎日内容が更新されるので、繰り返し聴いてしまって、内容を覚えてしまい、意味理解の練習にならないといったことがありません。
さらに、Podcast等であれば再生速度の調整ができるので、なお良いです。
初心者であれば、1.25倍から初めて2.0倍くらいまで徐々に上げていくのが良いでしょう。
100%意味を聴き取るための練習はAudiobookが向います。
テーマについては自分が興味のある分野を選び、聴き取って意味がわかるまで何回も繰り返し聞くのが良いです。
最終的には1.5倍以上のスピードで聴き取れるようになると良いと思います。
TOEIC本試験での会話がゆっくりと聴こえ始める練習スピードだからです。 

長文理解はできるだけ生々しくて、早口も混じり、聴き取りにくいテレビドラマが向いています。
テレビドラマの中でもSFやホラー等、普段の生活で会わないものは優先度を下げて、ビジネスものが良いと思います。
ビジネスでしたら、会社とホームの両方が出てくるのが普通ですから、バランスが良いです。
テレビドラマの場合は再生速度は1.1~1.2倍です。
なぜ、音声ニュースやAudiobookよりも低いかというと、ビデオ系は目からも情報が入ってきます。
その分、耳からの情報量を減らしてあげないと、脳がオーバーフローしてしまいます。
ニュースはCNN等のメジャーなもの、AudiobookはThe “7 Habits of Highly Effective People” (Author : Stephen R. Covey)等、ビジネス系が良いでしょう。
次に英語独特の語順練習についてですが、同じくドラマが使えます。
ドラマには実用的なやり取りがたくさん散りばめられています。
ポイントは日常会話で使えそうなものを意識して聴くことです。
例えば、下記のようなやり取りは頻出します。

A: Where are you?
B: I’m on my way to school.
A: OK, I’ll be there.

やや長めの文ですと、

C: We have some gas which we are willing to provide.
D: What do you want in return?
C: It depends on how much you need from us.

等です。

どちらも単純な疑問/回答の組み合わせではないので勉強になると思います。
ここで大事なのは和訳するために単語を並べ替えたり、一時記憶するのではなくて、聞こえてきた順番で理解するようにすることです。
日本語で不自然だったとしても、大事なことから先に話をしているので、慣れたら、こちらの方が記憶として定着するのかもしれません。
ということは、前記の会話例でいうと、AとBよりもCとDの方を意識的に聴き取る練習をした方が良いということです。
ここまで勉強してみたら、実際に脳回路を使ってみましょう。
実戦ではネイティブの友達がいる方は利用しない手はありませんので、どんどんコミュニケーションをとりましょう。
そうでない方も多いと思いますので、身近な情報ツールを利用した方法をご紹介します。
iOS機器で利用可能な音声認識機能Siriを使うことです。
明日の天気や近くの飲食店情報から始まり、身近かつ、何回かキャッチボールが続きそうな会話が良いと思います。
例えば、

You:Remind me at quarter past 3:00pm.
Siri: What would you like to remind?
You:Go shopping.
Siri:   OK I’ll remind you.

最近のSiriは完璧な発音でなくても言葉を拾ってくれるようになりましたので、長めの会話キャッチボールができると思います。
是非、お試しください。
私も中国語と韓国語の会話練習で使っています。

まとめ

速い話言葉でも正確にリスニングができるということは、会話相手に対する返答内容を考えて話す作業により多くの時間を割けるようになるということです。
キャッチボールでいうと、相手のグローブにうまく投げ込めているということです。
こうなれば、同じ時間でもより多く会話ができることになり、しいてはリスニング力もさらに向上していくということなのです。

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