TOEICの勉強法! TOEICスコア900、英検1級、英語講師歴16年の管理人がお伝えする最良のTOEIC勉強法を紹介!

TOEICの勉強法!公式問題集を甘く見るな!

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書店のTOEIC教材コーナーに行くと、たいてい目立つ位置に陳列してあるので「公式問題集」の存在を知っている人は多いでしょう。

・公式問題集を買わないとダメ?

・なくてもTOEICで目標スコアを取得することは可能?

・公式問題集を使った効果的な勉強法を知りたい!

この記事では、上記のような疑問に答えていきます。

所々で、TOEICテストのスコアアップに役立つ英語表現もご紹介していきます。

机上で問題集、参考書と向き合っているときよりも、こういった記事の中で出てきた英文法解説や単語は意外と記憶に残りやすいものだからです。

TOEIC英語力アップのためにも、本記事を気軽に読んでみてください。

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公式問題集はあるとベター

IMG_20160619_195604 (1)good,wellの比較級であるbetterは、「より良い」という意味でカタカナでも使われることが多くなっています。

このようにカタカナで使ってしまうと、「betterを名詞だと誤解されやすい」という批判もあるようです。

でも、実はbetterには名詞の意味もあるのです。

Please choose the better of the two.

(2つのうちでより好ましい方をお選びください。)

上記のように伝えます。

I’d say it is better to use official textbook for TOEIC in order to study efficiently for the purpose of taking high score on TOEIC.

(TOEICで高得点を取得するため能率的な勉強をするためには、TOEIC公式問題集を活用する方がいいでしょう。)

その理由は、公式問題集がTOEICテストの開発機関である、Educational Testing Service(ETS)によって作成されていることにあります。

TOEIC公式問題集制作機関のETSは、TOEICテストの制作プロセスと同様のプロセスで問題作成をしているようです。

つまり、これはどういうことかというと、公式問題集に掲載されている問題が、TOEICテスト本番で用いられたかもしれない可能性もあるということです。

もちろん、一度公式問題集に掲載された以上、全く同じ問題が本テストに出題されることはまずないでしょう。

TOEICテスト類似というquality(質)の点では、他の出版社が作成するTOEIC問題集よりも優れているといえます。

リスニングセクションに至っては、本番のTOEICテストと同じナレーター音声を収録しています。

ただし、これは変更される可能性もあるようです。

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公式問題集なしでもTOEIC対策は可能

footballers-384082_960_720impossible(不可能な)にアポストロフィーとスペースを入れて、I’m possibleとする広告が数年前にありました。

でも、実はI’m possibleで「私はできる」という意味にはならないのです。

I can still learn English and get high score on TOEIC without referring to  the official textbooks.

(公式問題集なしで、英語を勉強してTOEICで高得点を取得することもできる。)

上記の英文を、I am possible to learn~とは、possibleという単語の用法的にできないのです。

本題ですが、公式本なしにTOEICで目標スコアを取得することも、もちろん可能です。

TOEICテストで測られる英語によるコミュニケーション能力を、ビジネスシーンを含めた様々なシーンで発揮できる人は、公式問題集を用いることなく高得点を取得しています。

あくまでも、公式問題集の活用はbetterではあるけれども、mustではない、ということです。

TOEICの構成はリスニングとリーディングのセクション二本仕立てで、Part1からPart7まであること。

それぞれのパートの出題概要と問題数や設問文などは、全て詳細情報をTOEIC公式ホームページ上で無料で確認することができます。

また、本サイトのようにTOEIC勉強法やパート、セクションごとの対策法をきめ細やかに解説しているサイトもあります。

TOEICの出題傾向をネット上で情報収集できるので、傾向を踏まえた上で手持ちの英語テキストや文法書などを活用して勉強することは可能です。

TOEICテストは、定期的に出題内容の改定が行われています。

2016年5月にも、正式に公表している出題内容・範囲や問題数に改正がありました。

改正内容は都度TOEIC公式サイト上でも公表されますが、新形式対応の問題集を購入すると、改正点の説明だけでなく実際に新形式での問題演習を行うことができます。

これまで受験したことのないTOEIC形式を、概要の説明だけの把握で本番ぶっつけ勝負することに不安を抱いてしまう人は、新形式対応の問題集の活用をおすすめします。

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公式問題集を活用した効果的なTOEIC勉強法

problem-449368_960_720Can you analyze the effect of the official textbook for TOEIC?

TOEIC公式問題集の効果を分析できますか?

analyzeという単語は、TOEICテスト頻出単語の1つです。

動詞のanalyzeは前にアクセントですが、派生語の名詞analysisは2つめの母音にアクセントがあります。

この辺りの微妙なちがいの把握を丁寧にすることが、リスニングセクションでもったいないミスを防ぐポイントです。

英語の勉強は、面倒くさがってはダメです。

実はこれが、公式問題集を効率的に活用して勉強するための秘訣でもあります。

2016年5月に導入されたTOEIC L&Rの新形式問題に対応した公式テキストの本体価格は、2,800円(税抜き)です。

公式問題集は頻繁に改訂されるとは限らないので、わりと高額なテキストなだけに直接書き込まず何度も繰り返し使った方が、効果的ですしコストも節約できます。

公式問題集の冒頭あたりに、効果的な勉強法のコメント・助言も記載されているので、参考になります。

よく、問題用紙に書き込みしながら問題を解きたいからと、公式問題集をコピーして勉強する人がいます。

でも、実際のTOEICテストでは問題用紙への書き込みは禁止されています。

マークシートを塗る行為だけが許可されているので、本番同様にメモ取りをしないで解いた方がいい、という意見もあります。

おすすめは、公式問題集をコピーして本番形式でメモ無しで解いてみて、復習するときに単語の意味などをどんどん書き込んでいく勉強法です。

英語力を向上させるためには、復習は絶対にしなければいけません。

問題を解く行為よりも、断然復習として英語を読んだり書いたりする時間が重要なのです。

長文問題にチャレンジした後は、まず回答合わせをして、和訳をざっと黙読します。

「あれ、こんな意味だったの?」

英語上級者でも、自分が解釈していた意味と和訳が異なることは多々あります。

一文一文チェックする前に、まずはざっと自分の理解力を把握するためにも全体の和訳に目を通すことをおすすめします。

その後、一文ずつ音読して気になる英文は、英語と和訳を紙に書き出していきます。

英語初心者の方は、全ての英文を書き出す方が英語の習得スピードが早くなります。

移動中の乗り物や喫茶店などで復習するときなど、ノートを出して書き出しができないときは、問題用紙に調べた単語の意味を書き込んでおくだけでも効果があります。

まとめ

quote-1342706_960_720You and me got a whole lot of history.

(僕たちには、築いてきた長い時間があるんだよ。)

長年の恋人や親友が、お互いの仲を確認するときなどに使われる表現です。

文法的には、you and I が正しい表現です。

I bet you’ve got a long history of studying English.

(皆さんは英語学習は長年されてきたことと思います。)

日本で高校終了まで教育を受けた人なら、たいてい6年間は英語学習をしていますよね。

それなのに、なぜTOEICで点数が全然取れないの!そんな風に嘆かなくても、大丈夫です。

Much better late than never.

(遅くとも、全くしないよりはずっといい)

英語学習に限らず、Better early than late.(思い立ったが吉日)です。

英語は頭で考えようとせず、ひたすら英文と和訳を音読、書き出すという反復勉強法が有効なことが多いです。

TOEIC公式問題集には、英語で伸び悩んでいる人に向けた様々な学習アドバイスが載っています。

これも、「どの勉強法が効率的?」と取捨選択するよりは、どんどん試してみることをおすすめします。

そうしているうちに、自分に合った最も効果的で楽しく感じられる勉強法が確立できるものです。

この記事が、みなさんのTOEIC学習の一助となることを心から願っています。

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