TOEICの勉強法!1ヵ月でどこまで伸ばせる?

「TOEICってどんな問題が出るの?」
「TOEIC試験本番まであと1ヶ月だけど、勉強法がわからない」
就職に有利になるかもしれないと申込んでみたものの、1ヶ月前の時点で上記のようなことを言っている人も珍しくありません。
中学・高校で英語が得意だった、いわゆる基礎力がある人であれば、1ヶ月間でも正しい勉強法で準備をすれば本番で実力を発揮できます。
英語に自信がない人でも、1ヶ月本気で勉強すれば変わります!
残り1ヶ月でスコアを押し上げるために、効率的な勉強法をご紹介します。
TOEIC試験の流れを把握しておく
残り1ヶ月という短いスパンで努力をスコアに直結させるためには、TOEIC試験の内容を把握しておく必要があります。
受験経験がない人でも、TOEIC試験は問題数が多く、時間勝負であることは聞いたことがあるのではないでしょうか?
リスニング、リーディングともに100題ずつあります。
100題もの問題を、リスニングは45分、リーディングは75分で解くのです。
限られた試験時間を、1秒たりとも無駄にできないのだという意識を持ってテストに臨むのと、テストの内容も問題数も把握しないままに本番を迎えるのとでは、雲泥の差があります。
直前1ヶ月だからこそ、全体の構成とポイントを把握しておくことが重要です。
受験経験がある人も、2016年5月29日実施テストから出題形式が一部変更されたので、要チェックです。
TOEICの新しいテスト構成
■リスニングセクション
Part1は、写真描写問題が6問です。
説明文は1度しか流されませんので、最初から集中力をMAXに高めておきましょう。
Part2は、応答問題が25問です。1つの質問または文章に対して、3つの答えが1度だけ放送されます。最もふさわしい答えを1つ選ぶ問題です。
Part3は、39問の会話問題です。
Part3とPart4は、選択肢と問題の英文が印字されています。
2人または3人の登場人物による会話が1度だけ流されます。
その上で、問題用紙に記載された設問と回答を読んで、1つの適切な答えを選びます。注意しなければいけないことは、各会話には設問が「3問」ずつあることです。1問だけ解いてほっとして、聞いた内容を忘れてしまったということがよくあります。
重要なことだけでもメモを取るといいでしょう。
Part4では、説明文問題が30問出題されます。
アナウンスなどの少し長めの英文が1度だけ放送されます。
問題用紙に記載された設問と回答を読んで答えを1つ導きます。
Part3同様に、各英文に対して3問ずつ問題が用意されています。
■リーディングセクション
Part5では、短文穴埋め問題が30問出題されます。
英検など、他試験においても良く見られる出題形式です。
この部分は、時間をかけても正答率はあまり変わらないので、どんどん回答して、次、次、と問題を進めていきましょう。
Part6は、長文穴埋め問題が16問出題されます。
ここで時間を取られると、最も問題数の多いPart7で時間が足りなくなります。
Part7は、いわゆる長文読解問題です。
全54問と、ラストの章にも関わらず問題数が最も多く、ここでの得点率がTOEICのスコアを大きく左右します。
簡単な問題も多いにもかかわらず、時間切れで解ききれない人が続出していて、大変もったいないです。
Part5と6で、もたもたしないことがポイントです。
リスニングの勉強法
リスニングに苦手意識のあるTOEIC受験者は多いので、焦ることはありません。
1ヶ月で可能な限り、TOEICで高スコアを叩き出すためのリスニング力を伸ばしましょう。
リスニングが苦手な人は、単純に英語に耳が慣れていないだけなのです。
残り1ヶ月で、英会話教室に行ってネイティブスピーカーと会話をするのも悪くはありませんが、1日40分程度会話をするだけでは足りません。
TOEICの公式問題集などの付属CDを活用して、毎日TOEIC形式のリスニング問題に取り組みましょう。
そして、入浴時や食事の際、入眠までの間なども、家でCDを流しっぱなしにするのです。
通勤時間や通学時間も、イヤホンで英語を聞きながら移動すると、限られた1ヶ月間を無駄にしません。
あらゆる隙間時間に英語に触れることで、1ヶ月間でかなりリスニング力は強化されます。
TOEICのリスニング問題は、とにかく会話数が多いことが特徴です。
会話のキャッチボールが非常に長く感じられ、集中力を最後まで持たせることに苦戦する人も多いです。
これも英語を多く聞き、語彙が増えてくると、日本語を聞く感覚で情景が頭に描かれるようになります。
1ヶ月間で少しでもこのレベルに近づけるためには、洋画、特にディズニー映画の活用が意外とおすすめです。
ディズニー映画のヒーロー・ヒロインは、正しい文法のきれいな英語を話すことが多いので、英語学習に向いています。
英語の字幕表示にして、ワンシーンずつ停止して、わからない意味の単語も調べながら最後まで見てください。
ディズニー映画はそれほど長くないのと、通常の映画と比べれば簡単な単語が使われているため、途中で嫌になって投げ出すリスクも低いのです。
わからない単語や表現をチェックしながら、最後まで見終わった後は、数日間は家事の間などBGM代わりに映像と音声を流しておくとよいでしょう。
何度も耳から聞き、その英語表現が使われている様子を目で見ることで、新たな語彙が記憶に定着しやすいのです。
リーディングの勉強法
1つ1つの単語を訳してしまっている人は、リーディングが不得意なケースが多いです。
1ヶ月間でなるべく多くの英文を読み、日本語を読むときの感覚で英語のまま理解する練習をしていきましょう。
「1ヶ月前にそんなことやってられないよ」
焦る気持ちもわかりますが、これが1番の近道なのです。
問題数が多いTOEICでは、とにかくスピードアップが得点アップの鍵です。
“Hello”と言われたときは、「Hello=こんにちは、だから返答もHelloって言おう」と頭の中で日本語に直さなくても、わかるでしょう。
このようによく知る英語表現であれば、英語→日本語→英語という慌ただしい経路をたどらずに済むのです。
1ヶ月間で、英語のまま理解できる表現をできるだけ多くインプットするためには、TOEICの長文読解問題に毎日取り組むことが効果的な勉強法です。
その際、長文の途中でわからない単語が出てきても、調べず堪えてください。
英文の前後の表現などで想像して読み進め、自力で解答を導きます。
その後、採点と同時にすぐに意味を確認して、自分が想像した内容との相違点を把握しましょう。
例を挙げてみます。
The number of guest rooms has been reduced to 300 from 380 in order to enlarge smaller rooms.
このような英文があったとして、reduce と enlargeの意味がわからなかったとしても、380から300に●●した=量が減ったということが推測できます。
さらに、largeは大きいという意味だから、小さな部屋を大きくするという意味なのではないか?と想像できます。
意味を調べながら問題を解くのではなく想像して読み進めることで、語順や文法の訳し方を意識せずに、文全体の意味をつかむ訓練ができるのです。
ちなみに、en-が形容詞の前につくと、下の例文のように「~にする」という意味の動詞になります。
The discovery of oil enriched the country.
石油の発見でその国は裕福になった。
TOEICでは頻出の表現なので、要チェックです。
まとめ
ラスト1ヶ月間でTOEICスコアを上げるための勉強法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
リスニングはTOEIC形式の問題に日々チャレンジしておくことはもちろん、隙間時間を利用して徹底的に音声を聞くことがポイントです。
リーディングは本番において、時間勝負で多くの長文を読まなければいけません。
1つ1つの単語の意味を調べながら問題を解くのではなく、ひとまず全て解き終えてから見直しで語彙を増やしていくようにします。
そうすることで、残り1ヶ月でも得点アップの鍵を握る長文読解のスピードを上げる訓練ができるのです。
そして、当日はリーディングセクションにおける時間配分が重要です。
試験会場には時計がなかったり、見やすい位置にはない可能性が大きいです。
焦ることのないよう、前日に忘れ物のないように確認をして、当日は実力を発揮できるよう早めに寝るようにしましょう。
⇒ TOEICの勉強法と試験の概要を紹介!