TOEICの勉強法!直前対策
今や就職活動など色々な場面で必要不可欠となったTOEICですが、
普段、学校生活や就職活動、お仕事などで時間が取れないという人も決して少なくはないでしょう。
ロクに時間が取れないままテストを受けないといけないかもしれません。
しかし、そのままテストに突入してももちろん良い成績は中々とれません。
そんなギリギリで生きる皆さんにお届けしたいのが、今回ご紹介する直前対策です!
普段からコツコツ勉強している人からギリギリまで勉強できなかった人までにお届けしたい。
そんな効果的な直前対策をご紹介します。
TOEICの形式とは
引用:logic-a.com
今更何をと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
TOEICを解くうえでテストの形式を知っておくことはとても大切です。
テストの基本は相手を知ることからというモットーでおさらいしておきましょう。
リスニングセクション(45分間・100問) 会話やナレーションを聞いて設問に解答 | |
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Part1 | 写真描写問題 6問 1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。 |
Part2 | 応答問題 25問 1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。 |
Part3 | 会話問題 39問 2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。 |
Part4 | 説明文問題 30問 アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。 |
引用:http://www.toeic.or.jp/toeic/about/tests.html
リーディングセクション(75分間・100問) 印刷された問題を読んで設問に解答 | |
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Part5 | 短文穴埋め問題 30問 不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 |
Part6 | 長文穴埋め問題 16問 不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。 |
Part7 | 1つの文書:29問 複数の文書:25問 いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。 |
引用:http://www.toeic.or.jp/toeic/about/tests.html
ちゃんと自分の記憶通りでしたか?
見て分かる通り、リーディングとリスニングが半分半分の振り分けになっています。
そして一度解いてみればわかると思いますが、直前だけでこの膨大な範囲をすべてカバーすることは難しいです。
なので、効率よくカバーしていくことが求められます。
特に時間の無い人には、一秒たりとも無駄にすることはできません。
それでは具体的に直前に覚えておきたいことをご紹介します。
抑えておきたい直前対策 その①
引用:pocket-pic.info
さて、まず最初に抑えておきたい直前対策は
「単語」です。
これはもう直前対策の王道と呼んでも差し支えないでしょう。
なぜなら最も覚えやすく、かつ点数が最後まで伸びる範囲だからです。
さて、具体的に見ておきたい範囲は、出る場所です。
当たり前のことだと思われるでしょう。
しかし、案外直前になると見落としがちなのです。
もちろん皆さんは直前になるまでしっかり単語を覚えてきたでしょう。
そして、直前ももちろん手を抜かずに覚えようとするかもしれません。
しかし、そこで覚えてほしい範囲は新しい単語ではありません。
「これまでに覚えてきた単語」の見直しをしてほしいのです。
無理に新しい範囲を覚えようとして焦る必要は全くありません。
なぜなら、えてして単語帳というのは前の方に出やすい単語を載せています。
それにいくら覚えたと言ってももう忘れてしまった単語もあることでしょう。
そういった単語を覚えきってしまうことに時間を割く方が効率的なのです。
特に、一度見直した時に覚えていない単語はしっかりチェックしましょう。
20、30出てくる人もいるかもしれません。
それを当日までに覚えてしまえば、きっちりスコアは伸びるでしょう。
抑えておきたい直前対策 その②
引用:f.hatena.ne.jp
次に直前に抑えておいてほしいのは、文法です。
つまりPart5の範囲をしっかりやりこんでほしいのです。
正直、無理に長文に手を出す必要はありません。
特に覚えてほしいのは構文なのです。
構文は、Part5の中で数少ない即答できる問題です。
例えば so that の構文などは即答問題でしょう。
前半のsoと選択肢のthatを見ただけで答えがだせることがほとんどです。
時間の少ないTOEICにおいて、非常に有効です。
また、単語同様に覚えやすいという利点があります。
出来れば、直前に構文のみをまとめたペーパーを作るのも一つです。
直前から当日にかけて、大きな文法書をあさって覚えるよりも、
そのペーパーを覚える方が効率もぐっと上がります。
それに対して、長文の問題などは直前に点数をあげるのは難しいでしょう。
なぜなら、一問一問にかかる時間も多くあり、
かつ、問題ごとにジャンルにばらつきもあります。
特に、長文問題を解くコツや解法は中々一目ではわかりません。
問題を解き、しっかりと解説を読み込まないと出てきません。
つまり、一目で暗記できる文法の方が点数が伸びやすいのです。
抑えておきたい直前対策 その③
引用:free-photos.gatag.net
最後に抑えておいてほしいのは、リスニングです。
これは不思議に思われる方も多いことでしょう。
リスニングにははっきりとした解法はありません。
もちろん問題ごとにジャンルにばらつきがあります。
では、なぜか。
それは、逆の発想なのです。
点数を伸ばすのではなく、落とさないようにする工夫です。
リスニング問題というのは、
英語にどれだけ慣れているかが問われる部分が大きいです。
そのため、一朝一夕ではなかなか点数が伸びないでしょう。
しかし、リスニングのような慣れを必要とする問題は、
離れている時間が長いと点数を落としやすいのです。
直前に焦って多くの問題を解く必要はありません。
普段通りに普段解いている量をこなしてください。
そうやって、自分の耳を慣らしておくことで当日の思わぬ点数の漏れを防ぎます。
最後に
引用:www.gatag.net
ここまで直前に抑えておきたい対策をご紹介しました。
筆者が覚えておいてほしいのは、とにかく焦らないことです。
TOEICの直前の期間というのは、これまでの復習を行う期間です。
自分が落としそうなところをしっかりと救うことが大事です。
ここはやったから大丈夫と、自分に言い聞かせてください。