TOEICの勉強法! TOEICスコア900、英検1級、英語講師歴16年の管理人がお伝えする最良のTOEIC勉強法を紹介!

TOEICの勉強法!800を超えた私の勉強法

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800点を突破した時と、それまでで受験時の感触がどう違ったか、そして、そのためにどのような勉強をしていたかをご紹介します。

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800点を超えた時の変化

私が英語を始めた時の目標は外国人と自由に会話ができるようになることでした。

テレビで英語をペラペラ話している人を見ると、”すごいな”と思ったものです。

ところが、800点を超えた頃から私にもそれができるようになっていました。

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その後は、話すことをどう組み立てると相手によりわかりやすくなるかという内容に注力できるようになりました。
例えば、プレゼンテーション・スライドの構成とか、交渉する時の物事を話す順番に注意を振り向けることができるようになったということです。
この時から、英語は目的ではなくて、コミュニケーションのツールとして使うのだという実感が湧き始めました。
文法的なハンドリングで変わったところといえば、以前は時制や動詞の人称変化等を正しく話す余裕がありませんでしたが、これが自然に正しく話せるようになりました。
また、”if you don’t mind”, “correct me if I’m wrong”等の湾曲的な表現も使いこなせるようになっていました。
こちらがまともな会話ができるようになると、ネイティブも手加減せずコミュニケーションをとってきます。
こうなると、語彙もコミュニケーション手法も彼らから吸収して、ますます伸びていくわけです。
それが900点を目指す時のモーメンタムになります。
そうです、800点というのは英語を実用するようになるための分岐点なので、700, 900点を通過する時とは別の特別な意味を持っているのです。
では、800点を目指すにあたって、どんな勉強を心がけていたかをご紹介します。

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800点を超える勉強法の考え方

800点を超えるためには受験時の姿勢転換とそれを支える勉強法でのブレークスルーが必要です。
受験時の姿勢転換とはTOEIC問題を受験者が追いかけていくという感覚から、TOEIC問題を待ち伏せる姿勢へ変えるということです。
いわば、”そうくると思いましたよ”と心の中でつぶやける状態になることです。

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勉強法でのブレークスルーとは”試験対策勉強”から、”使える英会話の勉強”への転換です。
その進捗をTOEICで測るのだという気持ちでいると、ネイティブに近いレベルの英語のハンドリングができるようになってきます。
では、800点を目指すにあたり私が課題としていたことは次の3点です。

・リスニングを理解する
聴き取るだけでなく、会話を”理解”する

・リーディングで大きなミスをしない
間違える場合は、”うっかりミス”程度にする

・勉強時間を確保する
忙しい中で、伸びるために必要な時間を確保
次に、それぞれの課題を克服するための勉強法を具体的に解説していきます。

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800点を超える勉強の実際とは

・リスニングを理解する
単純に単語を聴き取るだけでなく、何を言っているかを理解します。
英語で聴いて、そのまま理解するといえば簡単ですが、一気に行くのは難しいので、次の2つの要素に分解するのが良いと思います。

①流れてきた英文を聴き洩らさない
②流れてきた語順で理解して行く

それぞれの練習も最初は分けて進めた方が気が楽で続けやすいと思います。
最終的にはどちらの方法で勉強していても、”聞き洩らさず英語で理解する”という目的に合致した勉強になっているはずです。
英文を聴き漏らさないためには、英語素材の再生速度を速くして聴き取り(速聴)の練習をします。
私の場合はPodcastでCNNニュースを2倍速で聴いていました。
内容理解度は50%前後です。
速度に慣れることが目的だったので、その理解レベルで良しとしました。
英語の語順で理解していくための勉強としては、確実聴き取り(確聴)をしました。
再生速度にこだわらず、内容を確実に聞き取れるようになるまで、繰り返し聴く勉強法です。
素材としては、”7つの習慣”等のオーディオブックを使っていました。
Podcastとは違い、自分でお金を出しているので、全部聴き取りたいというモチベーションがあります。
内容を速く理解しようとすると、自然に英語の語順で拾っていこうとします。
また、センテンスだけでなく、文章全体が最初に言いたいことを言って、後から付帯事項を述べるという構成になっているので、脳がそれに対応してきます。
例えば、以下の文が話されたとしましょう。

“There are some way to figure out solution for the issue which we’ve been facing.”

日本語脳だと、文が一区切りしないと、とても不安ですよね?
英語脳では必要な情報は”後から来るから慌てない”というのが基本です。
聴こえて来なかったら”訊けば良い”程度に考えているので、映画等で下記のような会話は頻出します。

A: I’m sorry.
B: Sorry for what?
A: About what I’ve done to your father.

別の言い方をすると、英語脳では情報が”後から来る”ことを期待しながら聴いているので、情報の不足感を持ちながら待ち受けています。
最初の文節で物足りない時は、次の文節でくるだろうと思い、それでも足りないと感じたら、次の文節でくることを期待しています。
つまり、不意をつかれるのではなく、”待ち伏せ”なので、聴き漏らしがないのです。
皆さんも少しずつこの感覚を覚えていってください。

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・リーディングで大きなミスをしない
TOEICのデータを見ても、私の経験からも言えるのですが、リーディングは少々手ごわいです。
日本人は中学生の頃から、教科書で英文を勉強してきていますが、英文の読み書きが得意ではありません。
それは、勉強するために作られた英文であって、本当の生活で使われているような実用的な英語とは必ずしも言えなかったことが原因の一つではないでしょうか。
ですから、TOEICでもっとスコアを上げるためには実用的な英文を読み込む必要があります。
幸いにも今は欧米の食品、家電、娯楽等の情報をインターネットで見ることができます。
例えば、次のジャンルは実生活でよく目にします。
ニュース、社内メール、カスタマーサポート、スーパのチラシ、博物館/美術館/動物園の開演時間、ホテル・アメニティ
まず、一通り目を通していただいて、興味を持てたところを深読みしていただけると良いかなと思います。
特に単語の構成要素から連想しにくいものには注意して下さい。
例えば、次のような単語です。

ホテルの complimentary breakfast = 無料の朝食 (補助食、お世辞付食事ではない)
テーマパークの concessions = 飲食物の売店 (遠慮しながら休憩する場所ではない)
特に、complimentaryとcomplementaryはネイティブでも間違えるくらいなので、ご注意ください。

インターネット上にある実用情報から英語を覚えておけば、試験当日に見たこともない問題に直面して、ミスをしてしまう減らす確率を減らすことができます。

・勉強時間を確保する
スコアが上に行くと勉強時間が減ると思う方もいらしゃるかもしれませんが、実際は逆で、勉強する時間が増えていきます。
わからないことがより見えてくるようになるのと、英語による探索能力が向上しているので、ますます英語漬けの状態になります。
一方、年を経るにしたがって、公私ともども勉強に避ける時間はどんどん少なくなっていきますから、これまでとは違った工夫が必要です。つまり、”時間があるから勉強する”から”勉強する時間を捻出する”という考え方への転換が必要です。
私の場合は、完璧な勉強時間の確保を諦めるところから始めました。
完璧な勉強時間とは 

時間量(何時間) x 時間枠(何時から) x 場所

の全要素を決めることができる時間のことです。
以前は、職場の昼休み、帰宅後のそれぞれ1時間弱で勉強していましたが、それが無理そうになってきたので、完璧な状態は諦めて、隙間時間でどこでも勉強できるようにしようと思いました。
さらに、目・耳がいつも同時に使えるわけではないので、目だけ・耳だけ・両方と使える感覚器官別に対策をしようと思いました。
目・耳の両方が使えない時のことも考えましたが、妄想するしかなく、眠気を誘うので外しました。
次に使える感覚器官別に学習素材を準備することにしましたが、条件を次のように設定しました。

①手間をかけずに更新・進捗すること
②その場限りのものにはお金をかけない、数日間利用できるものにはお金を少しかける

この結果、次の素材となりました。

・耳だけ
聴き物として、Podcast, CNN, Harvard Business Review, Business English Pod, Manager tools
(https://www.manager-tools.com/)、Audiobook (有料はiBookから、無料はiTunes U)

・目だけ
読み物 (Reuters App, Kindle, iBookで有料、無料本を調達)
素材を探すだけでも楽しいので、時間を忘れがちですが、時間がないのが発端だったことを思い出し、この程度で割り切りました。

・目と耳
ドラマ、映画は主に午後・深夜に放映されています。
ドラマはシリーズものなので、コンテクストの練習にもなります。
インターネットが繋がるところではYouTube(古め映画が多い)を視聴します。
インターネットが繋がらないところでは、ビデオレコーダーの持ち出し機能を活用します。

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実際の勉強時間について、私は通勤時間を主に使いました。
 通勤時は電車を2回乗り換えるので、乗り換えの度に聴き物<->読み物を切り替えていました。
これだと飽きなくてよかったのです。
こんなことでも1年も続けると効果が出てきて、机でがっつり勉強していた時よりも語彙数も会話力も伸びました。
結果として、TOEICも800点超えを達成できました。

あとがき

800点を超えた頃からの副次的変化として、物事を論理的に考える能力が飛躍的に伸びたと思っています。
仕事で企画や設計をする時も、以前はしっくりできなかったものが、しっくりくるようになったのです。
その他、副作用?的変化としては、日本語の話し方が一時的に不思議な感じになったことです。
例えば、”鈴木さんは、3時に帰社するといって外出しましたので、今は不在です。
”と話せば良いものを”鈴木さんは不在です。外出しましたので、3時に帰社すると話していました。
”と言っていました。日本語的にはちょっと変ですが、語順が英語になっていたのです。
今は、回復して日本語の語順で話せるようになりました。
このように、ネイティブでも海外移住経験もない日本人には不思議なことが起き始めるのが800点超付近です。
800点を超えるのは簡単なことではないかもしれませんが、十分に価値のあることです。
皆さんが800点超を目指す時に、私の経験・勉強法が参考になれば幸いです。

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