TOEICの勉強法!アプリ活用でスコアアップ!?

TOEICテストの需要が高まった現代、様々な対策が考案されています。

本を出版したり、ネットに対策をのせたり、CDが発売されたり、多種多様な方法があります。

そんな中、急速に成長しているのがアプリで行うTOEIC対策です。

今や誰もが持つものとなったスマートフォンを駆使して最先端の対策を行うというものです。

今回はそんなTOEIC対策アプリの良い点と悪い点をご紹介します。

この記事を読んで、しっかりと活用できるようになってください。

この記事のContents

TOEIC対策に使えるアプリの種類

引用:free-photos.gatag.net

ひとえにTOEIC対策と言っても、対策は様々にあります。

TOEICテスト自体がリスニングやリーディングなど英語の多くの範囲を網羅しているからです。

そこで、開発されているアプリにも様々な種類があります。

まず、オーソドックスなものから、単語アプリ

恐らくこのアプリが一番種類が多いでしょう。

ただ単に単語を見ていくだけのアプリではなく、問題形式のものも多くあります。

選択肢から選ぶものや、スペルを書かせるものまで多種多様です。

学生が親しみやすいように、ゲーム形式を取り入れるなどの工夫が凝らされているものもあります。

アプリとして作りやすいという特性から、一番発展してきました。

次に、リスニング用のアプリです。

音声を聞き取るだけですので、シンプルでわかりやすいものも多くあります。

既にTOEIC用のCDを持っているという人には、

ケータイに音楽を取り入れてそれを聞いている人もいることでしょう。

しかしこのアプリの大きな利点は、聞いている音声を文字で見れることです。

何も見ずに聞いているのと、文章を見ながら聞いているのでは効果も違います。

次にリーディング用のアプリです。

その性質からパートごとに問題が分けられているものが多くあります。

TOEICテストの性質上、問題は選択肢方式ですので、

アプリにされても違和感をあまり感じずやることが出来ます。

実際に本番のテストで使われた問題を扱っているものもあり、

実戦的なテストを、本や参考書を広げずに手の中だけでこなしていくことが出来ます。

さて、では実際にその特性についてお話ししていきたいと思います。

TOEIC対策アプリ 良い点

引用:photoshopvip.net

さて、では実際にいくつかアプリをやってきた筆者が

独断と偏見で評価をつけていきたいと思います。

まずは良い点から順にご紹介していきます。

ぜひ活用してほしい点となっております。

・単語アプリ

まさにアプリにするのに何も違和感のない範囲です。

アプリといえど、その中に入っている単語量は普通の単語帳に全くひけを取りません。

単語帳をスマートフォンに取り込んだような利便性は、病みつきになることでしょう。

単語をタッチするだけで音声が流れたりするので、きちんとした発音も確認することが出来ます。

通勤や通学時の電車やバスの中で軽く触ることが出来ます。

・リスニングアプリ

これはアプリにする以前から、音楽としてリスニングCDを取り込む人は多くいました。

そんなニーズに合わせて作られたアプリです。

私は、リスニングCDを取り込むよりもこちらのアプリでの勉強をお勧めします。

何より、流れている文章が見えるのがいいポイントです。

文章を見ながらですので、音読も行うこともできるので、

通勤や通学時だけでなく、家での勉強にもお勧めです。

・リーディング用アプリ

そして近頃目覚ましい成長を遂げているリーディング用アプリです。

そもそもTOEICテストが選択肢式のテストですので、

アプリでしっかりその対策を行うことが出来ます。

アプリによっては、スコア別に問題が振り分けられているものもあり、

それぞれのニーズに合わせた使い方が出来ます。

文法の問題から、長文問題まで、幅広く対応しているので、

まさにこれ一つですべてをカバーできるでしょう。

さて、ここまでアプリの良い点をご紹介してきましたが、

アプリにおける英語教材はまだまだ発展途上です。

そこで、次はアプリを使う上での注意点をご紹介していきます。

TOEIC対策アプリ 注意点

引用:www.makeleaps.jp

TOEIC対策のアプリは、まだまだ発展途上なアプリです。

アプリ一つを過信しすぎて勉強すると、痛い目を見ることもあります。

注意点を知っておくことで、ちゃんとした使い方で勉強をすることが出来るでしょう。

それでは具体的にご紹介していきます。

・単語アプリ

単語アプリは、一見隙が無いように見えます。

しかし、TOEICのハイスコアを取るうえでやって欲しい勉強を考えると、

やはり足りない部分があります。

それは、何といっても書き込みができないということです。

自分で見つけた派生語や同意語、ポイントなどなどメモしておきたいことは様々にあります。

しかし、画面内にそれらを書き込むことはできないのです。

特に、TOEICテストにおいて同意語はとても重要です。

問題と選択肢に出ている単語が違うものが非常に多いのです。

その際、言い換えや同意語を知っておかないと、解くのが厳しくなります。

そういう点では、自分好みに変えられる単語帳の方が優れていると言えるでしょう。

また、単語は見るだけよりも、声に出して覚える方が効果があり、

声に出して覚えるよりも、書き出して覚える方が圧倒的に効果があります。

じっと画面を眺めているだけよりも、しっかり書き出して勉強するべきでしょう。

TOEICは選択方式ですが、将来英語を使うことも考えると、

やはりちゃんと書き出して覚えておくのが良いと思います。

・リスニングアプリ

リスニングも非常にアプリにするのに適している範囲です。

こちらはそれほど欠点らしい欠点を持ちません。

先ほどと同じ、流れている文章に書き込みができないくらいでしょうか。

自分でどこで区切るかなどの目安を書き込むことが出来ない程度ですが、

正直筆者はそこまですることもありませんので、非常に満足です。

バリエーションさえあればそれで十分と言えるでしょう。

・リーディング用アプリ

引用:tsubasakaiser.com

さて、これまでのアプリとは打って変わって、このアプリが一番発展途上でしょう。

色々言いたいことはありますが、私はリーディングの内容をアプリ一つで勉強しようとするのは反対です。

一番大きな理由としては、やはり解説が圧倒的に不足していることでしょう。

リーディングの勉強の大きなポイントは、しっかり解説を読むことです。

なぜこの選択肢が正解で、こちらはどこが違うのか、これをしっかり押さえることが大切です。

しかし、こういった解説まできっちり載っているアプリは非常に少ないです。

加えて、リーディングの勉強はあまりスキマ時間にできるものではありません。

時間との勝負が大切な範囲である以上、きっちり時間を取って勉強することが大切です。

通勤通学の5分や10分でリーディングの勉強をしようとするなら、単語やリスニングの勉強をした方がいいでしょう。

そういった点で、やはりリーディングの対策アプリは発展途上と言えるでしょう。

最後に

引用:free-photos.gatag.net

これまで、アプリの良い点も悪い点もご紹介してきましたが、

最初に言った通り、しっかりと活用することが大切です。

アプリだけでの勉強時間で足りないように感じるのは、一回一回の時間が短いからです。

机に向かって勉強する時間と比較すると、どうしても物足りなく感じることでしょう。

そこで積み重ねが重要になってきます。

いかにスキマ時間を活用できるかです。

筆者は、アプリと普通の勉強を両立するのが一番だと思っています。

どちらにもいい点がある以上、活用しない手はありません。

ぜひ、TOEICハイスコアを目指して頑張ってください。