TOEICの勉強法!yahoo知恵袋やブログを使う勉強のコツ

手っ取り早く調べるのに便利なyahoo知恵袋やブログ。

書き込んでいる人たちは誰なのか?

TOEICの勉強にも使えるものなのか?

そんな疑問と使用上の注意をご紹介します。

この記事のContents

便利と課題

英語だけでなく様々な疑問の駆け込み寺的存在になっているyahoo知恵袋や英語に関してわかりやすく解説したブログを利用している人も多いのではないでしょうか。

ただ、これらの回答や記事を書いている方々を見ると、本格的に英語の分野に関わっている人と若干英語を知っているだけの人まで非常に幅があるのがわかります。

なぜこうなるかというと回答者やライターのスキルよりも「善意、温かいおせっかい」という文化がインターネットにはあるからです。

ですから、とりあえずの間に合わせで使うのは良いと思うのですが、ノートに書き留めて何度も参照するような使い方をする場合には少し注意が必要です。

英語勉強の上での課題は「語法・文法的に正しいか」「構文は正しいか」「文脈が自然か」の精査になると思います。

ポイントは主旨と文脈

まずは質問者の意図にあっていて、文脈も考慮しているかがポイントになると思います。

それぞれについて説明します。

・質問者の意図を確認している。

単純に宿題をこなすためにネット上で質問する人もいるのでしょうが、仕事とか旅行で使うからという理由の人もいるのではないかと思います。

そういう場合は、「なぜそれを使うのか」「どのような流れで使うのか」ということがとても大事です。

例えば、「大丈夫ですか?」にしても、「何か変わったことは有りましたか?」という意味で使うのと、「ちょっとタバコ吸っても」という流れで使うのでは違って来ます。

具体例で示しましょう。

ケース1:
A: Is it OK for you to grab some drinks tonight?
今夜飲みに行こうと思うんだけど、(都合は)大丈夫?

B: That’s fantastic!
いいね!

ケース2:
A: Do you mind if I smoke here?
ここでタバコを吸っても大丈夫ですか?
B: Not at all.
どうぞ、どうぞ

どうですか?全然違いますね!

次に文脈考慮について説明します。

 ・回答者が文脈を示しながら、解を示している。

質問者は英語を良く知らないことが多いのですから、言葉の断片だけを切り出して質問してきます。

回答者としては質問者が用途を示さなくても、文脈を示しながら回答するのが誤解させないための第一歩です。

例えば、次のような回答の仕方です。

<質問>
「要りません」というのを英語では何と言いますか?

<回答>
こんにちは、質問の主旨について「必要ありません」と理解しました。
「それは要りません」という意味でしたら、”I don’t need it.”ですが、
「もう要りません」という意味でしたら、”I think that’s enough.”です。
特に後者は食べ物でお腹が一杯だったり、愚痴を聞き飽きた時などに使います。

皆さんが、ネットで質問を投げかけるときは意図や文脈を補足した回答が来るかを確認してください。

セカンドソースで確認する

とりあえず通じれば良い位であれば、先に説明した文脈入り回答を使うということで良いのかもしれませんが、TOEIC勉強の参考にするのであれば、ここで完結させるのは危険です。

セカンドソース(違う情報源)での確認をしましょう。

紙の辞書でも良いですが、従来からある携帯型電子辞書、電子ブックリーダーまたはスマートフォーンの辞書アプリがあると便利だと思います。

ネットにつながる環境ではオンライン辞書を使っても良いです。

注意したいのは個人が作ったWebサイトやアプリではなくて、OxfordやCambridge等の実績があって「由緒ある」ところの辞書アプリやWEB辞書を使うことです。

これは最後の詰めのところですから、しっかり確認しましょう。

例えば、in the endと言う言葉をOxfordで検索してみましょう。

https://www.oxforddictionaries.com

次のように結果が出てきますので、抜粋して説明します。

Definition of in the end in English:

in the end
PHRASE

Eventually or on reflection.
‘in the end, I saw that she was right’

More example sentences
‘We shouldn’t have had to go five times to the well, but we got our reward in the end.’
‘They would either have to let me go in the end and face doing time in jail if they were caught or they would have to kill me.’
‘He has got there in the end, even if the work he has put in has been free labour.’
‘Moralising on the basis of hurricanes and storm surges is not going to help anybody in the end.’
‘What is a challenge worth when there is no prize in the end to make up for the travails?’
‘I think we got it right in the end, but it’ll be a surprise tomorrow to see what happens.’
‘My Dad stayed behind in the end as they didn’t think I was fit enough to be left alone.’
// 中略 //

このように用例が沢山出てきて、次に類義語も沢山出てきます。

Synonyms
eventually, in the end, in the long run, at length, finally, sooner or later, in time, in the fullness of time, after some time, in the final analysis, when all is said and done, one day, some day, sometime, at last, at long last

用例と類義語があれば、使おうと思っていた用法が正しいか間違っているかを判断することができます。

確認用途だけでなく、用例・類義語を読んでいるだけでも勉強になります。

まとめ

手軽な回答を「検証する」習慣を付けることにより、ネイティブが使う英語を身につけることができます。

「手軽に使える」という良さはそのままで検証を加えて確認できるので、うまく使っていきましょう。