TOEICの勉強法!900点を超えるために必要なこと

TOEICで900点を超える。

ある意味頂上を目指すような勢いですが、そんなに構える必要はありません。

どんな勉強法で900点の大台を超えるのか、考えてみましょう。

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TOEIC900越えを目指す心構え

引用:blog.ispe.org

600点を目指すのも、800点を目指すのも、900点を目指すのも、方向は同じです。

とはいえ、990点が最高点のTOEICで900点越えとなれば、正答率は90%を超える計算になりますから、簡単ではありません。

英語圏への留学経験者はそれだけで有利で、1年留学して頑張った人なら、帰国後にTOEIC対策をしっかりすれば、短期間で900点は越えられるでしょう。

一方で、留学経験ナシで、日本国内にいながら、最高点の990点を取る人もいます。

英語を教えるプロの講師だったり、趣味で英語を勉強しているだけだったり、さまざまですが、共通して言えるのは、みんな英語が大好きです。

引用:katrinasawa.com

「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますし、上の画像は故スティーブ・ジョブズの言葉「すごいことをする唯一の方法は、してることを好きになること。見つけていないなら探しつつけなさい。止まってはいけない」です。

900点を目指す人は、きっと英語が大好きな人です。

個人的な意見ですが、英検の準1級以上や、TOEICの800点以上は、趣味の世界だと思っています。

「趣味の世界」と呼ぶのは、「人から言われてやるもんじゃない」と思っているからです。

ゲームや漫画、釣り、車、模型、カメラ、武道、家庭菜園、日曜大工、社交ダンス、スポーツ観戦……。

世にある趣味を上げればきりがないですが、どの趣味も、みんな好きだからやっているんです。

だからこそ、TOEICで900点越えを目指すなら、英語が趣味になっているはずです。

趣味だからこそ、凝っていきたいものですが、凝るためにはまずは情報収集(教材探し)が必要です。

「TOEIC対策!900点取得!」みたいな本もたくさんあります。

他のレベルに比べれば多くないですが、英検1級の対策本の数に比べれば、まだ多いです。

本を買い込んで、ひたすら解き、読み、聞き、声に出していれば、いつかは900点にたどりつくでしょう。

でも、面白くないじゃないですか。

「勉強は楽しんでやる」ものだと思っています。

楽しめなければ続かないし、苦痛でしかありません。

趣味で英語を勉強するんですから、目いっぱい楽しみましょう。

900点を超えるための教材 リスニング

900点を目指す人であれば、TOEICの教材はだいたいが解けるレベルでしょう。

それ以上に能力を上げるには、楽しみながら、長期間続けることです。

そこでおすすめなのは、朗読CD。Audio bookとも言います。

引用:www.digitaltrends.com

普通に洋書として出ている本を、ナレーターが読んでいるものです。

Penguin Booksのような英語学習者向けではなく、普通の本の朗読CDが、洋書を扱う書店やインターネットで買うことができます。

ジャンルはなんでもいいんです。

自分の好きな本、好きな作家、好きなジャンルの本で、朗読CDがあるものを買いましょう。

なれないうちは、本を読むと同時にCDを聞きましょう。

TOEIC900点を目指すといっても、普通の洋書を読めば、わからない単語だらけです。

目で文章を追って、耳で聞いて、ストーリーを楽しみます。

わからない単語で、ストーリーにどうしても必要なものだけ調べましょう。

慣れてくれば、通勤・通学の時間を使って聞きましょう。

そのうち、「リスニングの練習をしている」というより、純粋に物語を楽しめるようになります。

普通に朗読が楽しめるようになってからですが、何冊もCDを買うのが大変な人は、Audibleというサービスもあります。

引用:http://www.audible.com/

日本のAmazonでも同名のサービスが始まりましたが、日本とアメリカは、名前は同じでも中身が異なり、アカウントも別に作る必要があります。

日本版のサービスには、まだ洋書があまりありませんので、映画の原作や、全米ベストセラーを楽しみたいならAudible.comに登録しましょう。

英語サイトなので、ハードルは高いかも知れませんが、量はかなりあります。

多すぎて何から読めばいいか分からない場合は、自分が見たことがある映画の原作や、日本でも和訳されて発売されている本、またはアマゾンなどの洋書コーナーの日本語レビューを見て探すと、まだ簡単かもしれません。

家に帰ってから腰をすえて楽しみたいのであれば、洋画か海外ドラマを見ましょう。

最初は英語字幕で。慣れれば字幕なしで。

セリフ、発音、場面、に注意しながら、じっくりと聞いて楽しみましょう。

DVDによっては、英語字幕が無いものもありますし、ものによっては英語字幕と実際に話している内容が少し違うときもありますので、注意しましょう。

好きな映画を見ればいいのですが、法廷サスペンスなどは難しい専門用語が出てくる場合があるので、覚悟が必要です。

一話完結型のシットコム(フレンズやフルハウスのようなジャンル)などは見やすい部類ですが、スラングや時代背景がわからないと笑えないかもしれません。

ディズニーやピクサーの映画は、大人が見ても楽しめます。

実はジブリ映画は英語音声が入っていますので、日本の映画を英語で聞くこともできます。

900点を超えるための教材 リーディング

リーディング教材も、本屋にいけば山ほど売っています。

それらの対策本は和訳も解説も付いていて使いやすいですが、前述のように、趣味と呼べるほど「楽しい」ものじゃありません。

あえて楽しい本格的な教材を考えると、TimeやPeople、National Geographicなどの有名週刊誌・月刊誌。

洋書を扱う本屋さんなら手に入りますし、オンラインで定期購読を申し込むこともできます。

もちろんペーパーバックやハードカバーに挑戦してもいいでしょう。

それ以外でも、インターネットを使えば英語の読み物は簡単に手に入ります。

New York Timesや、Washington Post、USA Todayなど、多数の有名新聞社が自社サイトで記事を掲載しています。

ただ問題なのは、内容がアメリカンなことです。

「アメリカの○○州選出の国会議員の□□氏が、アメリカ西部の△△問題について答弁した」なんて言われても、アメリカに住んでいなければピンときません。

これもリスニングの時と同じく、楽しめる方法を探しましょう。

おすすめは、JapanTimesの公式サイトです。

引用:http://www.japantimes.co.jp/

日本のニュースを英語で紹介しています。

全記事を読む必要なんてありません。家で一般紙を取っている人でも、隅々まで読む人なんていません。

興味のあるニュースだけでいいんです。Editorialだけでもいいですし、自分の好きなニュースを探しましょう。

ただ、毎日一定量を読むことが大切です。

わからない単語、表現はバンバン辞書を使って調べます。

同じ分野の記事を読んでいれば、頻出単語がなんとなくわかってきます。

英語を読むことが習慣づき、楽しんで読めるようになっていれば、リーディングはもう問題ではありません。

TOEICで900点を取る まとめ

初心者、中級者の「がんばって英語を勉強する」レベルから、900点を目指す人は「英語を楽しむ」レベルで取り組むのが大切です。

英語が楽しめるようになりさえすれば、後は簡単です。

点数は後からついてきます。

そして念願の900点を超えたとき……

自分が新しいスタートライン立ったのだと、気づくでしょう。

引用:jasoncurlee.me