TOEICの勉強法!無料でどこまでいける?
「TOEICを受験してみようと思う。でもあまり資金に余裕もないし、できることなら無料でできる勉強方法を探したいんだけど…」
この記事では、そんな迷える子羊のTOEIC受験者の皆様に、最大限利用できる勉強方法を紹介します!
この記事のContents
Stay Hungry:「お金を払わないとできないこと」を理解する
アップルの伝説を作り上げた偉人として名高いスティーブ・ジョブズは「Stay hungry(貪欲であれ)」と言う言葉をとある大学の卒業公演で残しましたが、これからTOEICの学習をするにあたり、できるだけ費用をかけないで、ほぼ受験料のみで勉強し、試験に臨みたいと言う受験生の方々は、彼の言葉をそのまま自分の旨としていきましょう。
あらゆる逆境を乗り越えるには、この言葉が含む含蓄が助けとなってくれます。
無料でできる学習方法を探すと言うことは、これまで資金を投資して時間をかけながら確立した書籍やテキストなどの助けを借りることができないと言うビハインドを背負います。
生講義や英会話教室の様に、マンツーマンに近い状況で高い授業料に見合った(見合っていないこともしばしばある)授業を受けることもできません。
他の人々とはスタートアップの時点が大きく異なることをまず自覚しなければなりません。
それでもTOEICを受けると決めた以上、無料サイトやアプリケーションを使う恥ずかしさはかなぐり捨て、どんどんそれらの力を借りていきましょう。
基本ネット使用料だけでもなんとかなる方法が必ずあるはずです。貪欲にいきましょう。
公式サイト、語学書籍サイトをしゃぶりつくせ
なにはともあれ、公式サイトを利用しない手はありません。
このサイトにはTOEICに関するあらゆる情報が詰まっており、ご親切なことにネット環境さえ整っていれば無料で音声付きサンプル問題や傾向と対策をある程度まで教えてくれます。
先ずはこのサイトを縦横無尽に駆け巡り、ありとあらゆる問題や学習方針ガイドをマスターしていきましょう。
特に音声付きサンプル問題は実際の試験とそう遠くないクオリティの問題ですし、間違えた問題を繰り返し解くことで幾らでも勉強し直すことが可能です。
公式サイトを一通り学習したら、次はグーグルで「TOEIC 無料問題」などと検索してみましょう。
すぐに「メールアドレスを使って会員登録するだけで無料の問題が解けます!」と言うサイトがずらりと並ぶはずです。
お手持ちのメールアドレスがあればそれを使って、無い人はすぐにフリーメールアカウントを作って、すぐにこれらのサイトに突入し、無料の問題を解いてください。アルクなどの語学学習サイトの問題はそれなりに傾向を読んで作られていますから、お得な無料学習ができます。
また、メールアドレスなしでも問題を解けるサイトがその下に並んでいる場合には、それらもまとめて訪れ、お気に入りバーなどに「TOEIC」フォルダーを作り、すぐに訪問できるようにしておきます。
10分も経たないうちにかなりの数の無料サイトが見つかって、「なんだ、こんなに簡単に問題を集めることができるんだ」と得した気分になることでしょう。
しかし、あくまでもこれらの問題は「無料で手に入る」程度の物である、という自覚は必要です。
きちんとお金をかけた問題と言うのは、しかるべき能力と資格のある人の、責任のあるレビューを通していることが多いですから、解答の親切さや密度が段違いで優れている場合がほとんどです。このことは努々忘れないで生きましょう。
文法を学習できる無料サイトもある
さて、問題提供してくれるサイトは見つかったものの、問題で躓くような文法事項を発見した場合、それを教えてくれる文法サイトはないのか、と言う話になります。
ここでは、いくつかの文法学習サイトを紹介します。
まず、TOEIC問題に限らず一般的な文法を網羅したサイトとして、「英文法大全」という大型サイトがあります。
このサイトは筆者もわからない文法事項があるときには便覧代わりに使わせてもらっているサイトなのですが、とにかく高校の文法学テキストを越えるようなレベルで詳細な文法事項の説明が掲載されています。
グーグル検索窓の設置に付け加え、インデックスから各事項のページに飛べるような親切設計もされているので、非常に使い勝手が良いのです。
こちらのサイトはブックマークしておいて損はありません。
次に、一昔前に一世を風靡したALL IN ONEの無料ウェブサイトも存在します。
しかもこちらは音声込み、書籍の内容をそのままPC用に移し替えてしまった野心的なサイトです。
メールアドレスの入力は必要ですが、登録するだけであのコンパクトで完成度の高い例文や単語などをいっぺんに学ぶことのできるチャンスを得ることができますから、間違いなくお勧めできる無料サイトであると言えます。
無料で使える単語・辞書サイト
勿論、文法だけでは英語学習は成り立ちません。英単語の力、語彙学習も反復練習しなければ、TOEICのようなテストには到底歯が立たないでしょう。
この問題を解決する上でも、グーグルに一肌脱いでもらうことにします。まずはグーグルで「TOEIC 単語 無料 問題」と調べていただければ、それこそ無数にTOEICの単語問題を収めたサイトが抽出されていきます。
これを上から順繰り潰していくだけで、相当な量の単語を学習していくことができます。
お勧めなのは問題が出て正誤判定をしてくれるような一問一答形式のサイトです。
「えいご上手Web」等は問題数も豊富で使いやすいので、興味のある方は会員登録してみると良いでしょう。
無料辞書サイトもネット上では非常に量が豊富で多彩なので、検索語句入力の手間さえ惜しまないのであれば、どんどんお気に入りに追加し、使っていきましょう。
筆者のお勧めはWeblio英和和英辞書で、単語を検索するたびにその単語の頻出度や覚えておくべき学習習熟度などが表示されるほか、例文や共起表現、派生イディオムなどを検索しやすいのでお勧めです。
ただし、無料だと広告掲示部分がカットできず、カットしても売りである例文リンクなどが使いにくくなってしまうので、注意が必要です。
Weblio以外にもgoo辞書やアルク辞書など、無料でも紙媒体の物より使い勝手がいい辞書サイトは沢山ありますので、そちらもお気に入りに追加し、「辞書」フォルダーを用意して、使い倒していくと良いでしょう。
リスニングはYoutube
さて、ここまででほとんど無料で学習できるサイトは出そろってきました。
しかし、何かが足りない…ああ、忘れていました、リスニング教材です。
リスニング教材こそ、ちゃんとした英会話講師やネイティブスピーカーが給料をもらって作る教材でなければだめなのではないでしょうか?と思われることでしょう。
答えはイエスでもあり、ノーでもあります。確かに責任ある講師陣のもとでテスト用に作られたテキストはテスト用には万全であり、それを使うことが一番勉強の無駄をショートカットできることでしょう。
しかし、お金を払わなくても、先ほど申し上げたように「貪欲」になれば、幾らでもTOEIC学習の動画は探すことができます。
Youtubeがその好例です。Youtubeで「TOEIC リスニング」と検索してみてください。何とそこには2万を超える動画がアップされています。
それを上から順に試してもいいし、最初に触れたサンプル問題に近い動画を探して真贋を確かめつつ学習することもできます。
勿論、スターユーチューバーのバイリンガールさんや、各国の英語講師の動画を探し、その動画に親しんでリスニング力を上げることも可能です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ネットとメールアドレスさえあればかなりの数の無料学習サイトや媒体を利用できることがおわかりいただけたかと思います。
スマートフォンでも同様のアプリは無数に存在しますが、通信料がかかったりすると無料ではなくなてしまうので要注意です。
貪欲に無料サイトを活用してTOEICの点数を確保していきましょう!