TOEICの勉強法!社会人へのおすすめ
TOEICテストの結果は、今や単なる資格ではなく、グローバル化する社会における重要なスキルとなってきました。
そこで、就職活動においても重要視されるようになってきたこの資格をとろうと考える人も多いかと思います。
しかし、普段の生活が忙しくてあまり勉強できない人、うまい勉強方法がわからない人もいることでしょう。
そんなあなたにお届けしたい、社会人のためのTOEIC勉強法をご紹介します。
ぜひこの記事を読んで、TOEIC勉強の極意を吸収してください。
この記事のContents
社会人のためのTOEIC対策その① 1時間でもまとまった時間を作る
引用:01.gatag.net
そもそもまとまった時間を作れないからこの記事を見ているのだと、本末転倒な気もされることでしょう。
しかし!残念ながらTOEICは甘くありません。
一時間もまとまって時間が取れないようなら、TOEIC高得点はまず不可能でしょう。
詳しくお伝えすると、TOEICテストにはリーディングパートとリスニングパートがあります。
また、リーディングには大きく、文法、単語、長文の3つがあります。
このうち、リスニングと単語はスキマ時間で補うことができます。
しかし、文法と長文はある程度じっくり時間をかけないと身につかないのです。
文法は、その複雑性や他の分野との関連性から、分けて覚えるのは非常に効率が悪いのです。
そこで、一日一時間でもまとまった時間を作りましょう。
ここで行うのは、40分文法を学んで、残りの20分で長文を読みましょう。
もちろん、手当たり次第に文法を学ぶのではなく、何かの参考書をもとにそれに従って学んでいきましょう。
その参考書は特に、分野ごとに長文が載っているものがおすすめです。
それまでの範囲のおさらいをしながら長文を読むことができます。
文法自体は、学生時代の時のおさらいでしかないので、すぐに思い出せるでしょう。
しかし、おさらいだからといっておろそかにしてはいけません。
TOEICのテストにおける文法は、得点すべきポイントです。
しかもそこで時間をかけていると非常に致命的です。
なので、文法関連の問題は10秒もかけずに答えることが必要です。
簡単な内容なら隅々まできっちりおさらいしてください。
社会人のためのTOEIC対策その② スキマ時間の有効活用
引用:free-photos.gatag.net
さて、先ほどまとまった時間をとる方法を紹介しましたが、もちろん一日一時間だけの勉強では限度があります。
そこで、ここでは通勤通学や合間合間の10分を活用する術をご紹介します。
このスキマ時間で勉強すべきなのは、単語とリスニングです。
特に、場面に合わせて勉強方法を変えましょう。
例えば、本も開けないような状況では音楽の代わりにリスニング教材を聞いたり、
お昼を食べて少しのんびりしたいときに単語帳を開いたりしましょう。
文法や長文と違って、単語とリスニングはどれだけ触れ合ってきたかが勝負の分かれ目となります。
たった10分の積み重ねが、大きな力となる分野なのです。
しかしこの勉強で注意すべき点が一つあります。
それは、必ず毎日継続して勉強してほしいということです。
文法や長文は、勉強できない日があっても仕方ない面もあります。
しかし、特に単語は、毎日触れておかないとすぐに忘れてしまうのです。
逆に、毎日単語を勉強している人はとてつもない単語力を誇ることでしょう。
具体的な勉強法をお伝えすると、
まず単語は、一日二分野の範囲(ページ)を行ってください。
そのうち、一分野は前回の範囲、もう一つの分野は新しいところを行ってください。
最近の市販の単語帳は赤シートがきちんとついていますので、それも有効活用してください。
次にリスニングですが、これは一日一回は聞くようにするだけで大丈夫です。
その時に、聞こえた文章を繰り返して声に出せるとなお良いです。
リスニングは単語や文法、そして長文読解のスキルがなければなかなかきちんと意味を把握することは難しいです。
ですので、耳を慣らしておく程度の認識で結構です。
引用:hashimotogiken.wordpress.com
さて、単語の勉強法をご紹介しましたが、昔気質な人はコツコツ単語カードを作るという人もいるかもしれません。
しかし私はあえて市販の単語帳をおすすめします。
理由は主に3つあります。
1、テストで出やすい順番に載っている。
2、分野ごとに関連づけて単語が載っている。
3、派生語や同意語も同時に覚えられる。
この3つです。
特に注意してほしいのは1番と3番です。
1番は執筆された方が研究を重ねて載せている順です。
おそらくどんな単語帳でも似た順番に載っていることでしょう。
3番は、単語を勉強するときのポイントです。
関連する語も一緒に覚えてしまうことが一番効率が良いのです。
可能ならば、覚える単語は書き出して覚えるのが最も覚えやすいでしょう。
社会人のためのTOEIC対策その③ ノートを作る
引用:free-images.gatag.net
さて、最後にお届けする対策はずばりノート対策です。
このノートは2種類作成してほしいのです。
1種類目は、気づいたことをまとめるノートです。
例えば通勤電車で、ふとした時に覚えた単語の関連などを忘れないうちにまとめてほしいのです。
そういったふとした時に覚えたことというのが頭に残りやすい部分なのです。
そして、2種類目は勉強したことをまとめるノートです。
これは学生時代にとったノートを作るようなものです。
しかし、そこに書く内容は自分で勉強したことをまとめてみてください。
参考書に載っていることを自分でまとめるだけで覚えがとても良くなります。
そしてどんどん作っていったノートは、スキマ時間に見返すようにしてください。
そうやって復習を重ねていくことにより、文法部分のカバーも毎日することができるでしょう。
では、具体的な作成方法をご紹介します。
まず一種類目のノートですが、書き込むのは覚えたい部分だけにしましょう。
例えば、単に単語を書き出すのではなく、同意語をまとめて書いたり、
自分で気づいたことや単語帳の片隅に載っているコラムなどを書いたりしましょう。
案外、そうやって作成したノートの単語のほうが覚えやすいのです。
次に、2種類目のノートですが、これはまさしくまとめノートですので
人に聞かれたとき、そのノートを見れば答えることができるというのが一定の基準です。
つまり、自分にわかりやすく解釈した内容を載せるのです。
もしもできるならば、学校の授業の黒板を作っていると考えてみてください。
もしくは、自分で新しく参考書を書いていると考えてみてください。
参考書の執筆者が、自分の書いた内容を理解していないはずがないですよね?
そこまできっちりノートを作れないという方は、とにかくわかりやすいことをモットーにしてください。
例えば、文法を覚えるときに、参考書の何ページにもわたって説明が載っているとします。
そこの単元が終わったら、最終的に覚えるべき構文を一か所に書き出す、なんという作業でも構いません。
とにかく、自分の言葉で書き出したというのが重要なのです。
最後に
引用:free-photos.gatag.net
これまで様々な方法を紹介してきました。
もちろん忙しい日は全然勉強できなかったり、気分が乗らない日もあることでしょう。
しかし、そんな生活にめげずに頑張って続けてみてください。
そうすれば、無いと思っていた勉強時間が、いつの間にか積み重なっていくのです。
英語の勉強で重要なのは、どれだけ英語に触れてきたかです。
それをしっかりと肝に銘じて、時間がない分努力すると思いながら勉強をしてください。