TOEICの勉強法!ノートは取るべきか?
皆さんがTOEICの勉強をするときに、様々な勉強方法でされているかと思います。
もちろんその中には効率の良い勉強法やあまりよくないものもあることでしょう。
そんな中、筆者が自信を持ってお伝えする「最も効果的な勉強法」があります。
それは、「ノートを取って勉強する」という方法です。
今回はそんなノートの知られざる効果をお伝えしていきたいと思います。
ノートってどうやってとるの?
引用:cc-library.net
ノートってそもそもどうやってとるのかという不安があるかと思います。
しかし、ノートとは取るものではありません。
ノートとは作るものなのです。
ノートとは、勉強をして理解できたことをまとめておくものなのです!
さて肝心のノートの取り方ですが、まず問題集を用意します。
この時、できるだけ丁寧な解説がついている問題集がいいです。
次に、間違えた部分だけではなく正解した部分の解説もきっちり読みます。
すると、自分がどういう間違え方をしているのかが見えてくるでしょう。
その時に、どのように間違えたかをしっかりノートにとりましょう。
懐かしの学校の授業を思い出しながらまとめるといいでしょう。
取り方はたったこれだけです。
とにかく、後で見返して自分がわかりやすいように取ることがポイントです。
具体的な取り方は、ルーズリーフなどをファイルにまとめていける形がおすすめです。
それでは気になる効果をご紹介していきます。
ノートの効果とは①
引用:free-photos.gatag.net
ノートを作るのって実は結構大変です。
まず、ノートの一番の効果をお教えします。
それは、ノートを取るだけで一回分の復習が出来ているということです!
いつものように間違えたところの解説を流し読み…これでは時間の無駄でした。
しかし、解説を読んで、自分なりに解釈して、自分のノートにわかりやすくまとめる。
多くの過程を踏んでいることがわかりますよね?
これは眠い授業や講座をぼーっと聞いているよりも効果的なのです!
特に、自分なりに解釈するという点は授業や問題を解くだけではできないことなのです。
こうやって自分なりに解釈してノートにまとめたことは、簡単には忘れられないのです。
忘却曲線ってご存知でしょうか?
簡単に言うと、復讐をすればするほど忘れにくくなるということです。
ノートを取るまでに一回分の復習がされているのです。
さて、次は具体的なノートらしい活用の仕方をお伝えします。
ノートの効果とは②
引用:01.gatag.net
せっかく時間をかけて作ったノート……しっかり活用したいですよね?
次の活用法とは、ノートを使って勉強することです!
次に問題を解いた時に、ノートを見返しながら解説を読んでみてください。
ノートと同じことが書いてありませんか?
TOEICに限らず、英語のテストとはほとんど内容が被るものなのです。
それでは、解説を読みながらノートをバージョンアップしていきましょう。
新しく間違えたとことだけでは無く、前に取った部分の追加もできるでしょう。
その時に、ちゃんと分類を分けて作れると尚いいです。
文法の例をご紹介しますと、
時制のまとめ、関係詞のまとめ、構文のまとめ、イディオムのまとめなどです。
一目でその分野がまとまっていると、関連付けて覚えることが出来ます。
例えば何度も構文のまとめを増やしていくと、共通点を持った構文を見つけることが出来たりするでしょう。
もちろん参考書や解説に書いてあったことをそのまま写すだけでも構いません。
そうすれば、どんな参考書よりも自分に合ったノートが出来ていくことでしょう。
こうやってどんどん理解を深めていったノート。
最後にノートの真髄をお伝えします。
ノートの効果とは③
引用:www.pakutaso.com
ノートには最も大切な仕事があります。
その真髄とは、ノートを見返すことです!
わざわざ持ち運びしやすいように作ったノートです。
問題を解くことができない空き時間に見返してみましょう。
例えば、電車やバスの通勤通学時間、見たいテレビが始まるまでの空き時間。
問題を解いていないと焦ることはありません。
しっかりと準備をしているのだと言い聞かせましょう。
自分の言葉で書かれたノートは最も効果的な復習となっているんです!
そうやってノートを作ることを繰り返していると、いつしか問題を解くときに、
「あっこの間まとめた問題だ!」
「これはあの分野の応用なんだろう。だったらこういう答えになるはずだ」
と、手と頭がきっちり解いたことを覚えているのです。
あてずっぽうではないこの解き方こそが、TOEICのテストでは最も強い武器なのです!
理解ということを何よりも大切にしていきましょう。
さて、コツコツ理解を積み上げていったノートですが、
本番の試験の前日にはきっちり全部見返しましょう!
当日持っていくのはノートだけで十分です。
かさばる参考書を何冊も持って行っても絶対読むことはできません!
試験の前にはノートを見返すだけで十分です。
そして、自分はこれだけやってきたのだから大丈夫だと自信を持ちましょう!
これだけで時間も効率も最大限に活用していると言えますね。
わかりやすいノートの取り方
引用:trainingofmadness.wordpress.com
さてノートの効果を長々とご説明してきました。
ノートってどうやってとるので準備の仕方をご紹介し、②でも少しふれましたが、具体的な取り方をご紹介します。
まず、単語帳ノートの作り方ですが
既存の単語帳を使えばいいと思ったアナタ、危険ですよ。
既存の単語帳は練習にはもってこいですが、覚えるのには向いていないのです。
単語の最も効率的な覚え方は、似たものを関連付けることです。
英語には、例えば派生語であったり同じ意味の単語が膨大にあります。
そんな単語がバラバラなページで登場する単語帳はとても覚えにくいのです。
そこで、ノートにわかりやすくまとめてしまいましょう!
ポイントは先ほども言った「似た単語」です。
派生語や似た意味の単語をまとめて書くのです。
例えば「得る」という単語ですが
良く登場するものとしては、get、gain、attain、achieve……
様々にありますが、一度に覚えてしまいましょう。
よく見ると、達成するという意味も含まれている単語が多かったりするのも見えますよね?
そうやって関連をどんどん増やしていきましょう。
特によく出る単語や間違えやすい単語は絶対にまとめましょう。
一つの単語が命取りになることはよくあります。
次に、文法のまとめ方ですが、
これは分野ごとにまとめるのが一番です。
何か自分で参考書を持っているのなら、それをもとに作っていきましょう。
時制のまとめであったら、過去完了のまとめや過去形のまとめ、進行形のまとめをそこに放り込んでおくのです。
前置詞のまとめ、構文のまとめ、冠詞のまとめ……まとめ方は様々です。
一日に一つの分野のまとめだけを作っていくのももちろんおすすめです。
とにかく、自分にわかりやすい、これをモットーに作っていきましょう。
最後に
引用:free-photos.gatag.net
これまでノートの効果をご説明しましたが、
筆者が思うに、どんな勉強においても自分でノートを作ることは最も効果的です。
実はノートを作ることで人に教えられるほどの理解がつきます。
普通の復習のワンランク上の勉強とでも言いましょうか。
筆者も学生時代は、英語だけでなく他の科目もノートを作ることにしていました。
しかし、ノートづくりは特に理解できていない分野は作りにくいのです……
そうやってサボった分野と、きっちりノートを作った分野では明らかに点数が違うのです。
もちろんサボった分野のノートを作り直しても成績は伸びました。
これはTOEICでも同じでした。
なので、自信を持っておすすめすることが出来ます。
ぜひ、何か英語の参考書を書いている気分でノートを作ってみましょう。
皆さんの勉強の助けになることを祈っています。